2022年2月5日土曜日

ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲「四季」 | イ・ムジチ

ほぼロックばかり聴いているけど、ごくたまにクラシックも聴いている。
それこそ90年代~00年代は新星堂のワゴンセールで売ってる500円のものとか、かつて地元にあったCDショップTaharaでブリリアント・クラシックを漁ったりしたり、ディアゴスティーニみたいな週間で出るCD付き冊子を最初の数週だけ買ったりと、軽いお付き合いがあったりする。
クラシックというジャンルで言えば、もうずっと新譜というか新規購入がない。ストリーミングでちょこちょこ聴くことはあるけど、最後に買ったのはiTunes StoreでNAXOSのコンピ、「クラスでハルサイを聴いてるヤバい奴は俺だけ」だったかな?

で、振り返ってみると(おっさんは振り返るのが得意)、最初期に聞いていたのはヴィヴァルディの「四季」とムソルグスキーの「展覧会の絵」。

バロック好きなので「四季」はどの楽章を聴いても「四季だ!」と分かるぐらいには聴き込んでいる。日本の季節感とまったくイコールではないものの、イタリア人であるアントニオ・ヴィヴァルディが描く四季は意外と日本の各季節にマッチすると思う。「春」の軽やかな感じもいいし、「夏」に関してはそのままという感じではないものの「うだるような陽射し」を感じられなくもない。「秋」は実りある収穫を喜ぶ様も伺えるし、「冬」のしんしんと冷え込んでいく感じや年末をゆったり過ごす情景もいい。まぁ、思い込みだけど。

最初に聴いたのが名盤、超有名なイ・ムジチによる演奏。購入当時フィリップスのクラシック超盤100枚(50枚だっけ?)にも選ばれていたCDでずっと聴いているので、たまに違うのを聴くと違和感を覚える。

レコード時代から収録されているのでボートラという訳ではないんだろうけど、「恋びと」も舞踏会で流れるような流麗な作品で気に入っている。もちろん、舞踏会などハイソなイベントには行ったことがない。念のため。