2009年7月10日金曜日

Cairo



90年代に入ってから多くのプログレッシブロックのベテランが再始動したりすることもあり、それ専門のレーベルが立ち上がった。

その一つがマグナカルタ。Cairoもそこから出ているカナダのバンド。

一聴して誰の影響かすぐわかるそのキーボード。ELPにYESらしさが加わったというと簡単な表現となってしまうけど最初の印象はそんな感じ。でも真似だけではなく、オリジナリティ溢れるバンドであることは聴けばわかるはず。

冒頭二曲(Conception〜Season of the Heart)は今でもよく聴くお気に入り。
ラストの26分の大作Ruins At Avalon's Gateは、本当にEmersonへの敬愛ぶりが伺える。

ここまで持ち上げておいてなんだけど、当時、石川町のディスクユニオンでジャケ買いしたもの。音は聴かず買ったけど、ものすごく得した気分だったなぁ。

マグナカルタも閉鎖となったのか、彼らも三枚目以降は音沙汰がなく何とも寂しい。