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2022年1月28日金曜日

スティーヴ・ハウ自伝 オール・マイ・イエスタデイズ | スティーヴ・ハウ (著), 上西園 誠 (訳)

年末から読み始めている。

幼少期から直近までのまさにオールタイムについて綴られている。
予想していたより意外とあっさりしている。
気になるエイジア脱退、ユニオン期、の部分は読み手が想像していたよりはあっさりとしている。
むしろ直近の構造体制からか、ジョン・アンダーソン、リック・ウェイクマンへ幾分強い風当たりがある。トレヴァー・ラビンについて人物的にはそれほど強いあたりはない。単に8人編成でのギターを入れる領域にこそ異論はあれど、人物的にマイナスな印象を感じている訳ではないと自分は感じた。

一方で、意外と付き合いの長さのせいもあってか、長く一緒にやっているクリス、アランへのロック・ミュージシャン的な破天荒さへの反発が強いし、そこに終始しているのがよく分かる。もちろん、愛情や敬意も含まれている。
なんだか、70s後期クリムゾンのビル・ブルーフォード+ジョン・ウェットンの轟音暴走列車に対するフリップ御大の冷やかさなに通ずるものを感じる。
読み通していて職人気質であることがよく分かる。どうしてロック・ミュージシャンという場で活躍しているのか?ジャズ、フュージョン畑へ流れてもまったくおかしくない人だと思うけど、やはり幼少にとらわれたロックの衝動が好きなんでしょうね。


それにしても多忙だ。バンド、ソロ、コラボなどとにかく仕事している。物凄く細いので倒れないか心配だが、バイタリティあふれていて生涯現役を地でいってる。


それと、ロイ・トーマス・ベイカーは合わなかったんですね。ヘヴン・アンド・アースも他のプロデューサーならもっとパンチの効いた味付けにできたのではと思っていたけど。

自分個人としては、正直今のハウ師匠リーダーのイエスは物足りない。
ジョン・ディヴィソンのボーカルやソングライターの資質はいいと思うので、やはり全体的なアレンジ力なのかな、と。
ホーンには再プロデュースしてもらったんだから、意外なところでラビンにまとめてもらうのはどうか?

2022年1月5日水曜日

Supper's Ready Genesis Tribute | V.A.

90年台中盤に一世を風靡した(?)プログレ・レーベル、マグナ・カルタからリリースされたジェネシスのトリビュートアルバム。

当時、リアルタイムでイエスのトリビュートアルバムはゲットして、今でも愛聴盤になっている。

今回、Bandcampを漁っていたらマグナ・カルタ・レーベル音源が適当にあって、思ったより安く買えるので、今回はジェネシス・トリビュートをゲット。

まぁ、一聴してイエスの時ほどの感動はないんだけど、概ねよさげ。
カナダのバンド、カイロが好きな自分としては彼らがカバーしている音源を聴けたことが一番の収穫か。
そのうち、ELPやピンク・フロイドのトリビュート盤も聴いてみようと思う。
それにしても今はInsideOutやK-SCOPEがその役割を担っているんだろうけど、マグナ・カルタがなくなってしまったのは残念。

2021年11月27日土曜日

キング・クリムゾン来日公演@東京国際フォーラム



3年振りのクリムゾン来日公演。今回はなんと東京国際フォーラムのホールA。箱がでかい。
もしかして、1つ置きに座るからなのかと思ったら普通の配置。しかも入場にも列ができるくらい満員御礼な感じ。
17時過ぎに着くも列が長く入場に時間がかかり、グッズはあきらめた。
肝心の演奏はそれはもうバッチリ。ライブ自体久しぶりだが、それがまさかのトリプル・ドラムを擁するクリムゾンだとは。
2階席でもその音圧が凄い。耳が喜ぶ。胸が高鳴る。心も踊る。
途中ジャッコの機材トラブルもあったが概ね順調に進行。冷たい街の情景、レッド、宮殿など往年の名曲を繰り広げ、休憩はさみ後半へ。
ニューロティカやインディシプリンなど80sのレパートリーも絡めながら、本編はスターレスで締めくくり。
ステージ全体が深紅に染まり、キング・クリムゾンここに極まれり、と言った感がある。
アンコールも終え、トニーの写真タイムも終えてメンバーも掃ける中、フリップ御大が客席に向かって深々とお辞儀。
コロナ禍で来日してくれたバンドにこそこちらからお辞儀したいぐらいだ。

とにかく久々のライブを心置きなく楽しむことができた。
ありがとうございます。


2021年10月3日日曜日

The Quest | イエス

ザ・クエスト (完全生産限定盤) (Blu-ray Disc付)

7年ぶりの新作。前評判も良さげだが、全体通して聴くと評判どおりの「清涼感」溢れるサウンドで聴き心地が良い。

作曲クレジットを見ると、ボーカルのジョン・デイヴィソンの貢献も多く、スクワイヤ番長亡き後に入った愛弟子ビリー・シャーウッドのベースプレイもイエスにふさわしいゴリゴリサウンドやコーラスでイエスサウンドに貢献し、「若い力」が功を奏した1枚となっている。

ただ正直言うとちょっと物足りない。(ちょっとがっかりした)前作のテイストが強い。何故か?

ハウ師匠プロデュースということで、それこそ黄金期のイエス・ミュージックを目指してたんじゃないかと思うんだけど、物足りないのはイエスならではの緩急の差。緩急の「急」が足りないのかな、と。

デイヴィソン以外、ダウンズやハウ師匠も作曲しており、イエス・ミュージックの歌メロとしては普通に良い。(これはほめているつもり)

となると、全体的なアレンジなのか。メロディや歌声が流麗なだけに、上滑りしているというか、引っ掛かりが物足りない。ハウ師匠のギターやダウンズのキーボードによる装飾は悪くないが、ドラムがちょっと単調なのではないかと。アラン・ホワイトの体調が万全でないことが起因しているとなると、あまりそこに突っ込むのも申し訳ない。ただ、作品のためならパーカッションで参加しているジェイ・シェレンにもっとやらせても良かったのではないか、と。
あるいは、ハウ師匠+もう一人共同プロデューサが居て、バンド外の第三者意見があってそういう方向へリードされて欲しかったような。

Youtubeなどで先行公開されていたリードトラックのThe Ice Bridgeは悪くない。イエス・ミュージックしていてアルバム全体への期待も膨らんでいただけに、前作もそうだけど素材はいいのに、ちょっと物足りない感がある。もしかしたら、ライブで観たりすると印象変わるかもしれないけど。

何はともあれ、こうして新作を世に出してくれたことは大変嬉しい。ビリー・シャーウッドの20数年ぶりのスタジオ復帰作というのもイエスの歴史っぽくていい。

ついにオリジナルメンバー皆無となり、出戻り含めメンバーの世代面含めた新陳代謝が行われている様を見ると、本当にオーケストラのように看板かかげたままメンバーを入れ替えながら楽団(バンド)を維持し続けるというのが現実味を帯びてきたように思えてくる。新曲があるからこその現役バンドという見方もあるのだけど、一方でオーケストラに新曲ではなくベートーヴェンの第九やストラヴィンスキーの春の祭典を求めているように、往年のイエス・クラシックを再現できさえすればイエスだと十分に言える。その点でも市川哲史氏掲げる新曲などいらない懐メロバンド化も大変有意義な提案だと思う。
かたやキングクリムゾンは以前では考えられないくらい往年の名曲再演に軸足を置いていて高評価。ただ、こちらはフリップ御大が終了と宣言したら、メンバー変えて継続ってことはなさそう。


2021年8月8日日曜日

原子心母来日50周年盤 | ピンク・フロイド



ピンクフロイドが箱根アフロディーテでライブをやってから50年経過とのことで、当時の映像のDVDとセットになった原子心母が登場。

これは是非買わねばと即予約してゲット。

開封するとメモラビア的なもの含め、付属物がたくさん。特に写真集というか冊子は雰囲気あっていいですね。

正直DVDは1, 2回観てそのままな気がするが、CDはリマスター盤なのでうれしい。どうせなら、DVDと同内容のCD音源も収録して欲しかった。

それにしてもリマスター盤でのタイトル曲、躍動感が増してますね。オーケストラとの共演がうまく収められていると思う。70年というとビートルズのレット・イット・ビーやサイモンとガーファンクルの明日に架ける橋と同じ年。そう思って聴くと、文字通りプログレッシブだなと思う。

 

2021年8月1日日曜日

The Elements Tour Box 2021 | キング・クリムゾン



ツアーがないけどツアーボックス。毎年恒例クリムゾンの住民税みたいな2枚組。

今回は珍しく、1曲目が毎度おなじみのWind Sessionでない。

11月~12月にかけて来日予定ですが、今まさに猛威を振るっているコロナが多少なりとも沈静化の兆しを見せないと、キャンセルは十分あり得ますよねぇ。もうキャンセルが怖くて、まだチケット買おうと思えない。

2021年7月24日土曜日

burning shedから到着


先日burningu shedで注文したクリムゾンのツアーボックス2021と元XTCのアンディ・パートリッジのEPが到着。

しばらくはこれらで楽しめそう。

後日改めてレビューできればと思います。

2021年5月30日日曜日

ラッシュ その軌跡と栄光

数多くのロック・レジェンドの書籍が発売されている中、正直遅すぎると思ったぐらいの「大物バンド」ラッシュについての1冊が満を持しての登場。

プログレ関連誌である程度まとめて特集されることはあれど、まるまる1冊はそうそうない。あのレコードコレクターズだってなかなか特集してくれない。

貴重さはあの名著「プログレギターの魔術師」(アレックス・ライフソンの機材特集あり)以上かも。

バイオグラフィー、ディスコグラフィーとしては十二分のボリュームであり、彼らの作品を聴きながら読むのが楽しい。これまでの情報では知らなかったんだけど、バンド内でシンセサイザーの使用度合いでせめぎ合いがあったんですね。3人1枚岩のイメージだけど、やっぱりサウンド・プロダクションにそれぞれこだわりがあるだろうから、そこで多少の衝突があるのはプロとして当たり前か。

惜しむらくは、ディスコグラフィーがすべてカラーでないこと。(ヴェイパー・トレイルズからモノクロ頁)

それでも本著の価値が下がることは断じてない。


2021年3月26日金曜日

The Absolute Universe | トランスアトランティック

トランスアトランティックの新作はなんと2バージョン。スタンダードな1枚バージョンと、削るなんてもったいないとマテリアルを盛り込んだ2枚組。他にも5.1chのものもあるが、流石にそこまでは手が出せず。

なんともまぁ、ファンを喜ばす(悩ます)ことを考えるなぁと感心するも、結局両方買ってしまうファンの悲しい性。

まずは1枚モノ(Abridged Ver.)を聴いて全体を把握してから、2枚組(Extended Ver.)を聴いてとやるんだけど、3枚聴く時間もなかなか大変。

そうなると自然にAbridgedばかり聴くかと思いきや、そちらに入っていないビートリーな曲がExtendedにあって意外とどっちも適当に聴いてたりする。
そのビートリーな曲が何かというと、Rainbow Sky。彼らのビートルズ好きが良く分かる傑作。

Extendedの方は決して蛇足ではなく、どちらも甲乙つけがたく充実しているので、片方だけにしないで双方出したのは英断だったと思う。ライブでは一体どちらのバージョンでやるのか、という楽しみもある。

2021年3月19日金曜日

PROG MUSIC DISC GUIDE | 髙橋祐希(監修)

ネットの予告で「お、これは!」と思っていたので、発売日に購入。

これまでも廃刊となってしまったストレンジ・デイズでも21世紀のプログレという特集が組まれたこともあったが、それをアップデート+ボリュームアップという感じで編纂された1冊。

ドリーム・シアターであればロック誌やギター誌で取り上げられる頻度も高いだろうが、ザ・フラワー・キングスやスポックス・ベアードがこのようにまとまった形となっているのは大変喜ばしいことだと声を大にして言いたい。

スティーブン・ウィルソン始め、今のキーパーソンのインタビューを掲載しているところも充実度を増している。安直にプログ・レジェンド(たとえば、フリップ御大やジョン・アンダーソンなど)にインタビューしないところも「今のシーンを伝える」という意味でもいい。(あったらあったでおもしろいけど)
スティーブン・ウィルソンが抱くK-Scopeレーベルへの印象などは是非読んでもらいたいと思います。

とにかくボリュームがすごく、まださっと一読終えただけですが、知っているバンド、知らないバンド含め大変勉強になる内容です。アナセマの項目を読んでいると、もっと聴きたくなってきます。まさに知らない音楽に興味が沸いてくるという、本書の狙いにはまっている。
ネット情報の方が拡充しており、冊子でのディスクガイドの価値を打ち出す部分も難しい部分もあるかとは思いますが、こういうポピュラーなジャンルでないものに焦点をあて、きちんと編集されたコンテンツが世に出る、ということに価値があるかと思う。
そういう意味ではメディアが本だろうがネットだろうがそこは論点ではなく、価値あるコンテンツを出すスキームがきちんと働いた上でアウトプットされている、という部分が大事であると考えます。
ただ、「コンテンツを販売する」ということにおいて「書籍で流通」というのは未だ多くの人に流通させやすいやり方でもあるので、結果冊子になっているかと思う。
いい本は年月が経ってもいい本だと思っているので、昔のディスクガイドの類で好きなのが多いです。(例:レコードコレクターズ別冊ブリティッシュロックVol.2、など)

一方で自分の好みで言ってしまえば、収録曲、もっと言えば参加ミュージシャンはデータとして含めて欲しかった(膨大な作業かとは思うので単なるわがままです)。それと、タンジェントやビッグ・ビッグ・トレインは単独コーナーがあってもいいんじゃないか、と。

最後にわがままも付け足してしまいましたが、この内容でカラー(!)、かつ、このお値段なら、プログレ愛好家の手元に置いておくべき1冊としておすすめです。

2020年9月13日日曜日

Elements of King Crimson Tour Box 2020

 毎年性懲りもなく出されては買ってしまう、2枚組のボックス。今年は早々にBurning Shedからゲット。

ついでにツアー(延期)Tシャツも購入。裏面にはツアー日程の上に「Postponed」というスタンプが押されている凝りよう。多分、これがなかったら買ってなかったかも。

トリプル・ドラムの一旦を担い、キーボードも担当していたビル・リーフリンの急逝を受け、ブックレットに2019年ツアーでのリーフリンとのやり取りが記載されている。フリップ夫妻のやさしさが感じられる。

2020年6月14日日曜日

キャットフード | キングクリムゾン



Burning Shedから購入。国内版は帯やらボーナストラックもあったようだけど、今回はそこまでは別にいいかともう金額優先で輸入盤。

このタイミングでElements Boxの2019版も合わせて購入。2枚目はProjecKtシリーズ多めなのでいまひとつ。そんなに押されてもなぁ、と。正直、それらがいっぱい入っているスラック・ボックスはなかなか買わないと思う。

あとでレココレも買いました。

2020年5月31日日曜日

いとしの21馬鹿たち どうしてプログレを好きになってしまったんだろう第二番 | 市川哲史

やっぱり出たか、続巻。

ビル・リーフリンが早すぎる鬼籍に入ってしまい、もう少し彼のインタビューなどあると嬉しかった。

第二巻なんだけどそれでも昔の「炎」(確か最終号?)にあった、干支つきのイエス・歴代メンバーの紹介がここにもないので、第三巻にも期待。

2020年3月6日金曜日

フロム・ア・ページ|イエス

突如リリースされたFly From Here前のレコーディング音源。ボーカルはベノワで、キーボードにオリヴァー・ウェイクマンを招聘しているところが興味深い。

どういういきさつでリリースとなったのか謎だが、ライナーを呼んでるとオリヴァーの恨み節っぽさを感じる経緯と、淡白なハウ師匠のコントラストが絶妙に、今のイエスっぽくていい。元メンバーのライナーノーツと言えば、故ピーター・バンクスもBBC音源をリリースした際に、それは立派な「初代ギタリスト」の立ち位置でのライナーを書いてくれたことを思い出す。

音だけ聴いていると、イエス・ミュージックの平均点以上ではないかと思う。Fly From HereのB面、というか後半がこれでもいいぐらい。なぜこれがボツってたか、単にバグルス組との再合流の機運により一掃されてしまったのか、残念。バンド内の政治的な問題だったんだろうけど、こういうのがバンド活動のレベルを下げているのではないかと思う。現時点での最新作、「Heaven and Earth」よりよっぽどいい。あれは、ソングライティングというより、バンドアレンジが足りない。その点ではプロデュースにも及第点はあげられないんじゃないかな。
個人的にはダウンズ氏はイエスではなく、エイジアに専念した方がいいのかな、と思う。
ついつい、現体制への批判となってしまったが、そうなるぐらい作品として本作は良くできている。

いつのまにかAWRも活動停止となり、リ・ユニオンは遠のいた感がある。みんなが元気なうちに、集まって欲しいところ。

2020年1月25日土曜日

ザ・フラワー・キングス来日公演@クラブチッタ川崎


TFKはこれで3度目の参戦。

昨年秋の最新作を織り交ぜながら、オールタイムな選曲で堪能できました。

グッズを買ったら、期せずしてサイン・握手会へ参加でき大変うれしいひとときを過ごせました。

2019年12月26日木曜日

ウェイティング・フォー・ミラクルズ|ザ・フラワー・キングス

キャリアを総括するボックス・セットを立て続けにリリースしたので、いよいよ活動休止ではなく停止/解散かと危ぶんでいたところ、突如の再始動。

途中、個人名を連ねたものはあったけど、ちょっと違うかなと思い食指が動かなかった。
ここ数年のアンダーソン/ストルトやザ・シー・ウィズィンのように、別の活動が旺盛だったこともあり、もうTFKはないかなと思っていたところ、嬉しい誤算だった。

アルバムの発表と共にツアーの日程も発表され、追って来日公演も盛り込まれ非常にうれしいニュースだった。
ただ1つ残念なのは、キーボードのトマス・ボディンがいないこと。
詳細は分からないが、TFKを続けていくのに二人の意見が合わなくなったのか、こういう形に。個人名を連ねたのは長年の共同作業者に気を使ったのか、ソロでTFKを出したころに原点回帰したかったのか、よく分からない。

新作はボリューム満点の2枚組。冒頭からTFKらしいシンフォ・プログレ全開で堪能できる。

2019年12月20日金曜日

クリムゾンキングの宮殿(50周年記念盤)

もう何度目、何枚目の購入かわからない「宮殿」(In The Court Of Crimson King)の50周年記念盤。

2009年に40周年記念盤が出て安心していたのに、KC信者はまた次のループが始まるのかと軽く恐怖に見舞われている。とは言え、ここ最近出ている20枚前後のボリュームでなく、大変リーズナブルな内容になっている。

一方で、2009年も2019年も他のボックスのようなツアー丸ごと収めるようなことがないのは、どういうことなのか?どっかで69年ツアー完全版が出たりするんだろうか?

正直、2009年リマスターで十分満足しているので、2019年盤のどこが凄くなったかとかは正直どうでもいいと思っている。

2019年2月23日土曜日

イエス来日公演

何度目かのイエス来日公演に参加。

今回は東京三公演いずれも内容が異なるとのことで、もうクラシック・アルバムの完全再演はいいや、という感じなのでベスト・ソングスの2日目を選択。

早めに東京ドームシティホールへ繰り出し、物販に並ぶ。今回は実に久しぶりにツアー・パンフレットを購入。他にはTシャツとアルバム・アートの缶バッチセットをゲット。

 

その後時間があるので日高屋で一杯やる。最近行けばアジフライを頼んでいる気がする。

「ナイン・ヴォイシズ」が披露されたがあの声はなかなかのもの。

今後アンダーソン尊師が復帰したとしても、将来のためにも彼は残るべきメンバーであると確信した。

クリス不在後では初の参加。後任のビリーは元メンバーであり、クリスの一番弟子みたいなところもあって、大任をしっかりとこなしている。


珍しい選曲として「チャンスも経験もいらない」が取り上げられていた。しかもなかなかの出来映え。一方で定番だった「ロンリーハート」はやらずじまい。AWRとの差別化か?


アラン・ホワイトが帯同しているが、ほとんどの楽曲をジェイ・シェレンがドラムを叩いていた。ここまでやったら正式メンバーでいいんじゃないかと思う。こうしてみるとビルの引退は潔いものだなと思う。

レジェンド・ゲストでトニー・ケイが数曲参加。トークツアーで見て以来なので、ほぼ25年振りにお目見え。ちょっと小男っぽい感じになってしまったけど、あのオルガン・サウンドをはじきだす様が流石のもの。


まぁ、満足のライブでした。

後は若手の力を出しながら新作を出してもらい現役バンドとしての姿を見せてもらいたいですね。

2019年2月1日金曜日

1970 Devi/Ation | ピンク・フロイド



2年前に「Early Years 1965-1972」という豪華そして高価な、ピンク・フロイドの初期〜中期のアウトテイク/ライブ・ボックスが出たが、とてもじゃないけど一般サラリーマンが変えるようなシロモノではなく指を加えているしかなかった。(フェラーリか?!)

ちょっとする、各時代に分けたボックス・セットとして分割販売された。1万円をくぐるので手が出なくもない。しかし、他にも買うものはあるのだよ。という感じであまり縁のない作品として忘れていたのでだけど、Amazon Music Unlimitedで聴けるではないか。本当にありがたい。

やっぱり「原子心母」大好きおじさんとしては1970年の音源を聴くしかあるまいと、この「1970 Devi/Ation」を聴いてみた。

まずは何はともあれ、「原子心母/Atom Heart Mother」のライブ。アルバムではロン・ギーシンのスコアによるオーケストラが全面に施され、クラシックとロックの融合というような持て囃された感があるんだけど、本質はやっぱりその曲の持つダイナミズムだと、カバーバンド「原子心母」のライブで確認したのだった。

それでこのライブでは当然、オーケストラがなく、バンドの演奏のみで繰り広げている。ギルモアのギターはなかなかすごい。やはりここにそのダイナミズムの中心がある気がする。リック・ライトのキーボードは健闘している、というと偉そうだが簡単に言うと音だけ聴いていると物足りなさがある。機材のテクノロジー的な問題なのか、実は録音時の問題なのかはわからない。

それでもあの原子心母を全編ライブ演奏しているのが聴けるというだけで十二分に楽しめる。

「ユージン、斧に気をつけろ」のライブも浮遊感あって、前期フロイドっぽくていい。

2枚目は映画Zabriskie Pointのサントラ用の音源。アルバムとしては未発表というのでまるごと初のお目見え。 アコギの小品も多く、これはこれで趣があってなんかいい。

〆は原子心母のアーリーテイク。これで終えるのが堪らない。

2018年12月31日月曜日

Amazon Music Unlimited始めました


と言うことで、今まであえてこの手のサービスを使わずにいた。
正確には昔、Sony Music Unlimitedがサービスしてた頃は契約して楽しんでたが、終了してしまい今に至る。

好みからすればSpotifyなんだろうけど、たまに日本のフォーク、ニューミュージックも聴きたいという理由もある。

そして決め手は、R.E.M.のBBCライブ・ボックスとピンク・フロイドの前期アーカイブシリーズ、特に原子心母の頃、がまるっと聴けること。ボックス・セットはその作りの良さも醍醐味なのは間違いないが、最初だけ見て音をデータ化したら奥へしまい込むので、割り切ってしまえばこれだけ聴ければお得なのは間違いない。

色々探すとジョン・レノンのイマジン・ボックスの音源もある。これも懐事情で買えなかったので嬉しい。

これまではジャズ中心にAmazon Musicを楽しんでいたが、Unlimiteでユーミンや手出しできなかったプログレも楽しめそう。