Yesterday and Today
だらだらと日常や覚え書きをつづりたいと思います。
2010年7月1日木曜日
石ノ目:乙一
初めて読む乙一の小説。
奇妙な4つの短編からなるが、どれも秀逸。表題の「石ノ目」は古来からの伝承をうまく使った現代の不気味なエピソード。オチも驚くものではないものの、なかなかのもの。
人形をテーマにしたBlueは、Kingが書きそうなエピソードだし、御大ならもっとにじる寄る恐怖を印象づけてくるだろうけど、どこかあっけらかんとしている雰囲気は独特なもの。
個人的には、挿絵はいらんかったなぁ。
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