2016年9月9日金曜日

ゾンビランド

2009年公開のゾンビ映画。


主人公の青年コロンバス、誰かと思ったら「ソーシャル・ネットワーク」のザッカーバーグ役の人だった。なかなかのへなちょこ具合で後で合流するマッチョなタラハシーと正反対でいいチームとなっている。

よくあるゾンビものだがホラーといよりはコメディ、ヒューマンドラマっぽいなと感じた。

引きこもりだったためにゾンビにならずに済んだコロンバスは、自分で作った「ゾンビの世界で生き残るための32のルール」 に従いながらどうにか生き延びていた。故郷へ向かう途中、ゾンビ退治に天賦の才あるタラハシーや何度も煮え湯を飲まされることになる若い姉妹と道中を共にすることに。

ハリウッドに到着後有名人宅でしばし生活するが、コロンバスが姉妹の姉のウィチタに気がある様が分かりやすく、一方で屈強で変わり者のタラハシーが幼いリトルロックと親子のような感じで接しているところが疑似家族の構築を描いているようで面白い。

前述のようにホラー要素は少ないが、どちらかというとドーン・オブ・ザ・デッドやデイ・オブ・ザ・デッドのように活発なゾンビなので、クライマックスのアクションシーンは見もの。


なぜゾンビランドなのかはこの終盤を見れば分かる。