ビートルズのサージェント・ペパーズの50周年記念盤、やっぱり出ると買っちゃいますね。今回はイタリアの尼でゲット。
普段はサージェントより、リボルヴァー、ラバー・ソウルが好きと公言していることもあり、正直今さらサージェントのボックス出されてもなぁ、と幾分ピントがずれてるんじゃないかと、アップルに言いたいぐらいなんだけど、結果、これはイイものだw
但し、誤解を招くかもしれないけど、やっぱり6枚組のデラックス盤でないと魅力を堪能できないと思う。2枚組ではモノラルを堪能できないし、アウトテイクも中途半端。やっぱり、がっつりとデラックス盤で行きましょう。
ということで、かつてこれほど短期間にサージェントを繰り返し聴いただろうか、という位聴いている。
ポールによる架空のバンドによる、というコンセプトが取り上げられがちだし、事実この頃のポールの創作意欲も乗りに乗っているんだど、ジョンの作品のインパクトが凄まじいことを再確認した。
アルバム未収録ではあるけれどストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーで始まったセッションだが、ア・デイ・イン・ザ・ライフといい、ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンドといい、出来が良すぎてジョンの創作意欲も十二分に発揮されていたことが良く分かる。
ストロベリー〜のデモテイクはブートでも散々聴いたので目新しくもないんだけど、久々に聴くと例の遅いテイク、早いテイクを聴き比べることができ面白い。
尖ったジョンの作品をアルバムでも違和感なく収まるように、トータル・アルバムというのが後付けで被さってきたようなものだと感じる。
ジャイルズ・マーティンによるリミックスで、ステレオ/モノともに新しく楽しめる。が、個人的には2009年版でも十分21世紀以降受け継がれていくクオリティには達しているので、そこはこだわっていない。
DVD/Blu-rayにはメイキング映像が収録されているとのこtだが、まだ見る時間がない。