以前より存在は知っていて、一時期はサブスクでも聴いていたポップ職人マシュー・スウィートと元バングルスの美魔女スザンナ・ホフスのカバーアルバムのコンプリート版。Vol.1~Vol.3まですべて網羅し、Vol.2のボーナス・ディスクも含めた内容。
サブスクで聴けるとは言え、中古でお手頃価格で入手できるとなるとつい買ってしまった。
正直、スザンナ・ホフスは自分には馴染みがない。ジョジョの3部のアニメのエンディングがバングルスだったので、それぐらい。このカバー集でまとまってその歌声を聴くと、つやのある力あるボーカルで気に入っていた。
Vol.1から3までそれぞれ60s, 70s, 80sのカバーとなっており、あー知っているというものもあれば、これは初めて聴いたというのもあるが、全体通して肩ひじ張らないリラックスした感じ、好きな曲を楽しんでやっているという姿が目に浮かび、耳心地もよい。
Vol.2のイエスのカバー、I've Seen All Good People。随分、ギターがオリジナルに似ているなぁと思ったらハウ師匠。ご本人でした。呼ばれたから来たのか、まめだな(笑)
それからクレジットみたら、ジョージのカバーには息子にダーニ・ハリスンがギター弾いていることを発見。
2026年7月17日金曜日
Under the Covers | マシュー・スウィート・アンド・スザンナ・ホフス
2026年2月28日土曜日
マン・オン・ザ・ラン:オリジナル・サウンドトラック | ポール・マッカートニー
アマゾン・プライムで公開されたポールのドキュメンタリー映画のサウンドトラック。
ノーマークで、前日に気づいて慌てて購入した。
当初、昨年秋にウィングスのベスト盤出たばっかりなのに、それがサントラ代わりにならんのかと不満げに思っていたが、視聴すると、サントラの内容に納得。
一言でくくれば、文字どおりサントラ。それ以上でもそれ以下でもない。厳密にいえば、こちらはウィングス以外のソロ曲も収録されている。
視聴すると各場面が目に浮かんでくるし、それぞれの場面がやはり曲に合っているということがわかる。
ベスト盤「ウィングス」は広くそのバンドの魅力を伝えることが目的であり、サントラはあくまで映画の副産物。そう思えば、今回別作品として音源がリリースされた意味はあると思う。ほんと、昨年のベスト盤とタイミングが近いのと、収録曲も重複するのでいささか混乱するが、映画を見てからサントラを聴くと、より楽しめると思う。
映画の方も簡単にさらっておくと、ビートルズ解散時期からウィングス解散までのポールの活動をたどったドキュメンタリー。特にポールの内面を吐露する場面もあり、興味深い内容。
ウィングスのメンバー脱退については、もう少し突っ込んだ内容も欲しかったが、まぁそんなものか。
最後のラインナップについて「あのウィングスは別物」、というデニー・レインのコメントが印象的。
そしてさらに衝撃的な成田空港での大麻所持での逮捕事件。当時のニュース映像も織り交ぜながら、センセーショナルな事件として取り上げられている。当然、様々な記事で知っている内容ではあったが、こうして映像で見るとより大きな印象を受ける。
ジョン・レノン銃撃事件があった後の、ポールの心境も興味深いし、ジョンの息子、ショーンのコメントもポールへの気配りというか思いも伝わってくる。
2時間弱の時間の中で非常に分かりやすくまとめられているので、ポールファン、ビートルズファンは必見。
2025年12月23日火曜日
中古盤雑記
この日は19時ちょい前に仕事を終えて、御茶ノ水のディスクユニオンまで歩く。歩いても20分ぐらい。電車での乗り換えを考えると悪くない行き方かと。
特別にお目当てがあるわけではないが、おもむろに中古盤巡り。もちろん、いくつかあれがあったらいいな、みたいなのは頭にはあるが、店内をざっと眺めて獲物を狙うという感じで(笑)
で、20分ぐらいだろうか、店内をうろうろして以下をゲット。
・King Crimson / Earthbound 40th Anniversary Edition
・The Rolling Stones / Hot Rock 2
今年の夏にMore Hot Rocksを手に入れ、元々Hot Rocks 1はあったので、シリーズを埋めるためだけに買った。まぁ、480円だしOK。
・Traveling Wilburys / Collections
ジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、トム・ペティ、ロイ・オービソン、ジェフ・リンという豪華メンバーによるスーパーグループの全部入り。2000円代だったので、いい機会と思い購入。
・Suzanne Vega / An Evening of NY Songs and Sessions
EBTGの既存アルバムのデラックス版と悩んで、今回はこちらを購入。たまに聴きたくなるスザンヌ・ヴェガ。
・Pink Floyd / Is There Anybody Out There: Wall Live 1980-81
ピンク・フロイドのザ・ウォールのライブ盤。中古で1000円代だったので購入。これって、もうリリースから四半世紀経つのか... かつてレココレの広告みていいなぁと思ったのを思い出した。
・The Flower Kings / Tour Kaputt
フラワー・キングスのライブ盤。持ってなかったのでちょうどいい。1000円代で購入。
計6枚8,000円弱。悪くないんじゃない。豪華ボックスの類に見向きもせず、ひょっとしたらサブスクで聴けるかもしれないということは頭から外して、いいなと思ったものを買う。中古盤巡りの醍醐味ですな。
この日はアイドルグループが1日店長をやっていたようでちょうどお会計しようとレジに向かったら、終わりの挨拶をしていた。
しょうがないので(?)、拍手に付き合い、その後お会計。
お店を出てからは何か食べようとこれまた欲望のまま歩き出す。
ちょうど道路挟んだ向かいにいくつか飲食店があるので、覗いてみる。ラーメン屋さんが数件ならんでいるけど、入れると思った味噌らーめん屋さんに入って、味噌らーめんを注文。見た覚えがあると思ったら、味噌くまだった。御徒町にあるじゃん(笑)
まぁ、普通に美味しいからいいんだけど、こうして味噌らーめん食べていると赤羽の侍倶楽部が懐かしい。
腹ごしらえをして帰宅。帰宅後別にあまり食べるつもりはないんだけど、ちょうどおかず類がなくなって、まだこれから長男が帰ってくるというので、大根の味噌汁だけぱぱっと作っておいた。
こんなにCD買っておいてなんだけど、この日はTHE ALFEEの新譜「君が生きる意味」が届いていたので、その1枚だけリッピング。
Xubuntuで初めてリッピングしたけど、曲名が取得できず四苦八苦。結局、今回は手入力で対応した。
2025年9月13日土曜日
プレス・トゥ・プレイ | ポール・マッカートニー
86年リリース。ちまたの評判も良くないが、自分も確かにポールのアルバムの中で「聴かない方」のアルバムであることは間違いない。
ヒュー・パジャムによるプロデュース、10ccのエリック・スチュワートとのコラボなど話題性はあったけど、この時代に迎合しようとしたのが裏目に出たのか、仕上がりとしてそんなに面白くない。
冒頭の「ストラングル・ホールド」とか「オンリー・ラブ・リメインズ」などポールらしいメロディ光る佳曲もありながらも、他の曲はさほど心躍らない。
それでも「トーク・モア・トーク」とかは意外と耳に残るし、素材としてはいいものもあるんだろうけど、料理の仕方が良くないのか。
'93年再発時にボーナストラックとしていくつか収録されているけど「スパいず・ライク・アス」とか、なんだか頑張っているけど空回りしている雰囲気もあり、たとえば、これがウイングスで仕上げたらまた元気でゴキゲンなロックになったなじゃないかと思える。
とにかく80年代のポールのスランプの極みたいに言われているけど、本当に'89年の「フラワーズ・イン・ザ・ダート」で復活するまでは色々あがいていたんだと察する。
ボーナストラックだけど最後を飾る「ワンス・アポン・ア・ロング・アゴー」は制作時期が少し後なだけに、プレス~のようなサウンドにはなってなく、メロディも流麗で完成度も高い。こういうの聴くとさすがポール、天才!となる。
2025年5月4日日曜日
Unsurpassed Masters Vol.1 | ザ・ビートルズ

連休の散歩の際に久しぶりに聴いてみたビートルズのアウトテイク集(海賊版)。アンソロジーの登場以降、めっきり聴くことが少なくなってしまった。実際、ながらくポータブルプレイヤーに未格納状態でいたが、スマホを入れ替えた際になんとなくこのシリーズだけ入れ込んでおいた。他にもゲット・バック・セッションのブートもいくつかあるんだけど、散漫なのと今となってはそれこそLet It Beのスーパー・デラックス・エディションで聴けるのでいいかな、と。
で、このVol.1はデビューからフォー・セールぐらいまでの頃のアウトテイク集となっている。実際のところかなりアンソロジーとの重複があるので、今となってはわざわざこれを探してまで手に入れなくてもいいような気はするものの、ここにしかない音源があるのも事実。自分は買ってないんだけど、iTUnesで売ってた1963年のセッションとかぶるのはあるだろうね。
最初はVol.2とVol.3を当時ビートルズ・シネ・クラブ(現:ビートルズクラブ)に入っていたのでそこから通販していた。その後、このシリーズやBBCのブートのほとんどは、90年台初頭に新宿東口の新星堂で買ったものばかり。ワゴン売りされてて、1枚千円もしなかったと思う。いい時代だ。
There's a Placeはたしかアンソロジー未収録。I Saw Her Standing Thereも複数のテイクが楽しめる。
久しぶりに聴くと作品の出来上がる過程が垣間見えて、素人ながらにアーティストが作品を作る様子をわかった気になれるのが本当に面白い。個人的には、ビートルズの各音源を楽しみながらその背景を知ることを「ビートルズ学」と勝手に読んでいるが、そう思ったきっかけの作品でもある。
今後、ラバーソウル以前のアルバムもデラックス・エディションが出るとなると、そこにも当然アウトテイクは入ってきそうだから、ほんと今からは無理に本シリーズを買う必要はないかな。
2025年5月2日金曜日
プリーズ・プリーズ・ミー | ザ・ビートルズ
一昨年新曲が出たり、Let It Beやアメリカ上陸を捉えたBeatles' 64などの映像も公開されたこともあり、その人気は60年近く過ぎても衰えることがないビートルズ。
もう、自分も一番聴いているのは間違いなくビートルズだし、ギターのレパートリーもほとんどそれ。もう何周もアルバムを聴いているのに、いまだに新たな気づきがあるのも嬉しい。
そのデビュー・アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」。自分の中では最初はカバーもあり、黒いなと思ったアルバム(もっともそれは「フォー・セール」の印象に引き継がれる)。
だけと、タイトル曲やLove Me Do、そして冒頭のI Saw Her Standing Thereなどのいかにもビートルズな曲もあってか、結構気に入っている。
そして、後に同じ構図で大人になった4人が青盤のジャケにも使われるそのアルバムカバー、シングル収録分を除きほぼ1日(12時間)で完成させたという事実、その録音の最後にしゃがれた声のジョンにTwist And Shoutを歌わせたというエピソード含め、輝かしい伝説の幕開けにふさわしいバックグラウンドもたっぷりで、興味がつきない。
自分はこの中であえて、「Do You Want To Know A Secret」を推したい。シンプルな演奏ながら、コーラスも気持ちよく、シャイなジョンの心象が現れる歌詞もいい。
ロックンロールの中にこういうさりげない曲を織り込む。こういうのが初期ビートルズだよな、と感心。
モノクロ、ステレオ、両方聴いたけど、どちらがいいとか無粋なことは言わず、両方聴いて好きな方をただ楽しめばいい。
2024年6月22日土曜日
バンド・オン・ザ・ラン、ワンハンド・クラッピング | ポール・マッカートニー&ウイングス
昨年リリースされたけど、節約のためしばらくAmazon Music Unlimitedでアンダーダブミックスだけ聴いてたんだけど、今回ワンハンド・クラッピングが出るというので、それと一緒に購入。 「バンド・オン・ザ・ラン」は、ポールを聴き始めてすぐの頃に手を出して聴いていたので今更レビューも感想もないんだけど、やっぱり名盤。 アンダーダブミックスを聴いたせいか、オリジナルの良さ、特にアレンジの良さ、というものが良くわかる。
結局、「バンド・オン・ザ・ラン」はポール作品の中でも特に完成された名作だな、と再確認。
そして、企画ライブ「ワンハンド・クラッピング」。これがなかなかバンドの勢いがあっていい。バンド・オン・ザ・ランのデラックス・エディションでは一部お披露目されたけど、物足りない。なぜそこで完全版として入れなかったのか不思議。 それが2枚組の音源で登場とか、うれしい限り。この手のアイテムってまだあるんじゃないの?
「ジュニアーズ・ファーム」や「マイ・ラブ」といったウィングスの定番曲から、「トゥモロウ」のようなライブバージョン初めての曲、後年発表される「アイル・ギブ・ユー・アリング」なども披露されており、ウィングスを知るにも必携ともいえる作品となっている。
ということで、ポール漬けですね。
2024年1月23日火曜日
2023年 ベスト・アルバム
昨年は音楽ファンとしては、収穫の多い一年だったと思います。
1. 「赤盤」「青盤」 - ザ・ビートルズ![]()
2. ハックニー・ダイアモンズ - ザ・ローリング・ストーンズ
3. リヴォルバー・デラックス・エディション - ザ・ビートルズ![]()
5. 太陽と戦慄50周年盤 - キング・クリムゾン![]()
やっぱり2023年はビートルズの年といっても過言ではないかと。リヴォルバーは去年リリースですが、入手したのが2023年1月だったので2023年扱いにしました。
まさか、2020年代に60年代のレジェンド級大物の作品が堂々と入るとは... 次世代にも聴かれ続けていくといいなぁと思います。ビーチボーイズは元気かな?
ビートルズの新曲ナウ・アンド・ゼンで使われたAI技術で、2チャンネル録音時代の初期もパートごとに分離してあれやこれやすることもできるようになったので、初期のアルバムのデラックス・エディションも出ることが確定された感じ。
ジェネシスのBBCライブ音源ボックスは、内容の割にリーズナブルでファンに優しい。ゲイブリエル在籍時からレイ・ウィルソン期まで網羅しているところも大きなポイント。自分の好きなデューク期のライブもあって満足。個人的にコーリング~はイマイチではあったけど、だからといって彼をバンドの歴史から取り除いていいわけではない。ていうか、彼在籍のライブ音源はなにげにこれが初か?一方で、ハケット先生はディスク1のみ。うーむ。
キング・クリムゾンは今年は「レッド」50周年だけど、何か出すんだろうか?
イエスの新譜もあったけど、あえてここにはあげてないw
2023年11月19日日曜日
赤盤・青盤 | ザ・ビートルズ
新曲の勢いで赤盤・青盤リニューアル版リリースとなりました。
自分は後追い世代ですが、高校の頃CDを毎月こつこつ数枚ずつ集めてました。集め終わって一段落してしばらくたった93年に本作CD化のニュースを聞いた時はうれしかったものです。
今回のポイントはリミックスよりも、選曲の拡充だと個人的には思っています。それによりベスト盤としての完成度が各段に上がったと思います。
特に赤盤は12曲追加ですが未収録だったジョージ作曲作品が収録されたされたこと、カバー曲も収録され初期のビートルズらしさが味わえること、デビューアルバム冒頭のI Saw Her Standing Thereが収録されたこと、というのがグッド・ポイントです。
一方で青盤は9曲追加と若干少ないですが、I Want You (She's So Heavy)が長いし、それが追加されるんだってちょっと不思議な気分。他はまぁ妥当か。
最後に新曲が唐突に入るけど、いっそFree As A BirdとReal Loveも入れてしまえば良かったのではという気も少しする。浮くかな?
気軽に1枚で聞ける「1」もいいベストアルバムですが、ビートルズというバンドを俯瞰して楽しむのに今回のアップデートされた赤盤・青盤は入門として最高のベスト盤となりました。軽く流しているだけでも小気味良いです。
これからもずっと聴き続けるバンドだな、と本当に思います。
2023年11月18日土曜日
ナウ・アンド・ゼン(Now And Then) | ザ・ビートルズ
もう結構前から噂だけは広がっていたのに、一向に公式アナウンスがない状況が続き、本当に直前のリリース告知。ビートルズ(アップル)関連の情報統制対応の厳しさは相変わらずですね。
今であれば下手したら半年も前からSNSも含めて様々なアプローチで告知しているんじゃないだろうか?それをしなくても売れる真のネーム・バリューよ。
もう少し前にリリースされる予定だったけど、一部ではポールも参加したストーンズの新譜の邪魔をしないように後にしたとか、ありそうな話もちらほら。
最後のシングル、「リアルラブ(Real Love)」が96年だから、27年ぶりの新曲リリース。もう楽しみでしかたなかった。
今回はアナログ・シングル盤を予約したけど、ネット・ショップ側で入荷が遅れているのか発売日を数日過ぎても発想の連絡がなかったため、アマゾンでmp3でダウンロード購入して聴きました。
一聴して、正直フリー・アズ・ア・バードの時のような衝撃はないものの、じーんと心にくるいい歌。予想より地味目な印象はあるものの、本当に心に染みるいい歌だと思う。
元となったデモテープがピアノ弾き語りというのは、アンソロジー・プロジェクトの新曲2曲と同じシチュエーションながらも、今回はあえてなのか派手めな装飾は施さず、ジョンのボーカルを活かすシンプルなアレンジに仕上がっている。
ジョンのボーカルだけでなく、ポールのボーカルも一緒というところで、俄然盛り上がりが違う。本当に不思議。言い尽くされていることだけど、バンドのマジック、化学反応というものを感じる。
アンソロジー・プロジェクト当時もトライしたそうだけど、ジョージが仕上りに満足せずお蔵入りになってしまったという経緯があるが、ここで聴けるギターはその時の録音だろうか?(後日、NHK-FM「ディスカバー・ビートルズ」11/19放送で和田翔氏が、ジョージのテイストでポールが弾いたかも、と言及あり)
ジョンのオリジナル録音にはBメロがあったけど、本バージョンでは使われてないとのことだけど、これはこれで十分いい曲。ビートルズの曲になっている。
彼ら以降ロック、ポップスの偉人は数多く現れているけど、何十年にも渡って愛されるこのビートルズの特別さって凄いなぁ、と改めて確認。そして間違いなく、クラシックの名曲のごとくビートルズは今後何世紀も愛されていくことを願ってます。
※ちなみに、シングル・アナログ盤は本日到着。良かった。
2021年9月18日土曜日
Power To The Pop 2
あのビートルズDNAを受け継いだ曲を集めたコンピレーションの第二弾。今回もなかなかの粒ぞろいになってます。
まぁ、これが入って嬉しい、あれが入ってないと曲目一覧が発表されたときは一喜一憂してましたが、こうして手に取って聴いてみると、「一憂」を吹き飛ばす珠玉の1枚(実際には2枚)。
知っている曲でうんうんと納得するのも楽しいけど、こういうコンピの楽しみは一期一会というか予期せぬ出会いの妙を楽しむに限る。
今回特に気に入ったのが、1枚目の終盤できけるJetのWhat
You Look
Down。Jetは名前とファーストアルバムのジャケットだけは知っていたけど未聴だったが、この哀愁ただようメロディライン、ボーカルに打ちのめされてしまった。かなり繰り返して聴いている。やっぱり、Jetのファーストをゲットするかと悩んでいる。(他にもゲットしたいのがあるので、その優先順位に悩んでいる)
そして面白いのが、ポールの息子ジェームズとジョンの息子ジュリアンの曲も収録されているところ。本当に継承されたDNAの作品ということで目の付け所がいい。選曲された作品も今回の趣旨に合っていて良い。
と中々楽しめるコンピレーションとなっており、付属の膨大な文章のライナーも楽しいし、サイトでのコンピ収録のための契約取付裏話なども興味深い。
2020年12月19日土曜日
McCartney III
別に前作Egypt Stationが最後の作品とまでは思わなかったものの、このタイミングでマッカートニーIIIを出すとか、どんだけ制作意欲旺盛なのかと驚きを隠せない。
そんなポールも78歳。引退して悠々自適な老後を楽しんだとしても誰にも文句を言われないぐらいの実績を残しているのに、引退とかまったく気配がないのがすごい。昔から思ってたけど、ほんと仕事好きなのね。まぁ、仕事というと良くないけど、純粋に音楽が好きなのね。
コロナ禍でツアー、ライブもできないところ、ならばとせっせと曲を書いて、一人で演奏し、気づけばアルバム1枚できるから仕立てて売りました、という肩に力が入っていない天然ぶりが老ポール。
ほんとに力が入っていない自然体なので、聴いていて疲れない。全般的にアコギが目立つのも好感持てる。1曲目と10曲目で似たようなメロディを出汁、トータル・アルバムっぽさを出すあざとさもあり、好きなことを好きなようにやったとは思うけど、とっちらかっていないのがいい。過去2作品のマッカートニーは幾分そういう部分も見受けられたけど(だが、それが良い)、アルバムとしての完成度はダントツではないでしょうか?
6曲目のDeep Deep Feelingはアルバム中一番長尺の曲。どことなく実験的なピアノのリフが印象的で、なんだか段々沈んでいくようにも思えてくるから不思議。
7曲目のSlidinのみ現バンドのラスティ・アンダーソンとエイブ・ラボリエルJr.が参加。この曲に限らないけど、全体のトーンがなんとなく前作Egypt
Stationっぽいと感じる。クレジットを見ると、エンジニアのスティーブ・オーチャードは前作にも参加しているので、そのせいか?
まだまだツアーができる状況ではないですが、ポールにはいつまでも元気に楽しく音楽活動して欲しいです。
2019年10月4日金曜日
アメーバ・ギグ|ポール・マッカートニー
10年以上前のEP的な4曲入りだったものが、フルアルバムとしてリリース。だったら最初からこれで出して欲しい。
Memiry Almost Fullの頃のライブで、まだ60代で脂が乗っている?元気なポール。ずっと元気だなw
こうして聴くと過去に出た4曲がベストトラックだったのかもしれないとも思える。
一方でエンディングがオーディエンスとのコミュニケーションにもなってそうなリフレインが少々しつこいI'll Follow the Sunや、当時のライブだからこそでも演るんだなと今となっては意外のHouse of Wax、90年のTripping the Live Fantasticの頃を思い出しそうなコミカルなBaby FaceからHey Judeへの流れなど、味わいある演奏もあったりする。
とにかく、出すならもっと早く出してくれてもと思うリリース時期がよくわからない1枚。
2018年12月17日月曜日
レッド・ローズ・スピードウェイ(2CDスペシャル・エディション)
2018年10月31日水曜日
ポール・マッカートニー来日公演
ニューアルバムの発表からすぐに来日公演のニュースが飛び込み、ここ数年えらいフットワークの軽さでわざわざ極東までやってきてくれるのだから、非常に嬉しい。
ということでチケットを取るも、高いねぇ。ドームだしB席でも良かったんだけど即完売。仕方なくA席を取る。
当日は夕方にはドームに到着し、グッズのTシャツを階、近くのコンビニでビールと摘みを買って脇で立呑。摘みもなくなると売店で唐揚げを買い足すという感じで、テンションを上げていく。
ここ10年以上同じバンドメンバーで安定のクオリティ。
ビートルズ時代含め色々やってくれたが、幸せのノックと西暦1985はなかなかの出来映えではないか?
ニューアルバムからも選曲され、前作Newからもやり、アンソロジーでお馴染みのIn SpitecOf Dangerなど新旧織り交ぜながら、楽器も色々替えながら、あっという間のステージだった。
2018年6月11日月曜日
僕はビートルズ
2017年6月11日日曜日
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 50th Anniversary Deluxe Edition
ビートルズのサージェント・ペパーズの50周年記念盤、やっぱり出ると買っちゃいますね。今回はイタリアの尼でゲット。
普段はサージェントより、リボルヴァー、ラバー・ソウルが好きと公言していることもあり、正直今さらサージェントのボックス出されてもなぁ、と幾分ピントがずれてるんじゃないかと、アップルに言いたいぐらいなんだけど、結果、これはイイものだw
但し、誤解を招くかもしれないけど、やっぱり6枚組のデラックス盤でないと魅力を堪能できないと思う。2枚組ではモノラルを堪能できないし、アウトテイクも中途半端。やっぱり、がっつりとデラックス盤で行きましょう。
ということで、かつてこれほど短期間にサージェントを繰り返し聴いただろうか、という位聴いている。
ポールによる架空のバンドによる、というコンセプトが取り上げられがちだし、事実この頃のポールの創作意欲も乗りに乗っているんだど、ジョンの作品のインパクトが凄まじいことを再確認した。
アルバム未収録ではあるけれどストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーで始まったセッションだが、ア・デイ・イン・ザ・ライフといい、ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンドといい、出来が良すぎてジョンの創作意欲も十二分に発揮されていたことが良く分かる。
ストロベリー〜のデモテイクはブートでも散々聴いたので目新しくもないんだけど、久々に聴くと例の遅いテイク、早いテイクを聴き比べることができ面白い。
尖ったジョンの作品をアルバムでも違和感なく収まるように、トータル・アルバムというのが後付けで被さってきたようなものだと感じる。
ジャイルズ・マーティンによるリミックスで、ステレオ/モノともに新しく楽しめる。が、個人的には2009年版でも十分21世紀以降受け継がれていくクオリティには達しているので、そこはこだわっていない。
DVD/Blu-rayにはメイキング映像が収録されているとのこtだが、まだ見る時間がない。
2017年1月3日火曜日
愛しのフリーダ
ビートルズ・ファンクラブ会長でメンバーの秘書的存在のフリーダ・ケリーの回顧録的映画。休み中huluでコマ切れに視聴。
結構ぶっちゃけ話があると思いきやそこまで赤裸々でなく、 仮に、万が一そういうようなシチュエーションがあったとしても、えぐい暴露話にーしないところは好感持てる。どこまでいっても思い出はその人のもの。
ブライアン・エプスタインにも可愛がられ、プロフェッショナルな仕事ぶりからもメンバーやスタッフ、はたまたメンバーの家族からの信頼は厚かったとうかがえる。
特にその部分を裏付けるエピソードとして、ファンレターの返事にメンバーの髪の毛と偽って妹の髪を同封しようとしたスタッフをピシャッと辞めさせたこと。自分の立場に奢らずに仕事する様がかっこいい。
バンド解散後数年して結婚して、子供も授かっているが、彼女のそういうプライベートももうすこし垣間見えると良かったかなと思いながらも、彼女がメンバーのプライバシーを大事にしたように、我々も彼女のプライバシーは大事にする必要がある。
2016年12月8日木曜日
Walls And Bridges - John Lennon
ということで今回一番聴きたかったアルバム、Walls and Bridges(心の壁、心の橋)について、駄文を綴りたいと思う。
前作マインド・ゲームスからセルフプロデュースとなり、政治的な色が薄まり内省的な内容になったが、リリース前からヨーコとの関係も危うくなっていき、俗に言われている「失われた週末」という時期に入ってから制作されたアルバム。
そういう事もあってか、さらに心情を吐露したかのような内省的な印象を受ける。それでもサウンド自体はスタジオ・ミュージシャンなども上手く使いながら、ロック的なサウンドを纏い、大変聴きやすく仕上がっている。セルフプロデュースという点では前作以上にうまくできたのではないだろうか?
陰陽バランスとれているなと感じていて、陽の部分で特徴的な1曲が「真夜中を突っ走れ(Whatever Get You Through The Night)」。ホーンセクションの導入も正解。ピアノやコーラスでエルトン・ジョンがゲスト参加。その縁でエルトンのライブに飛び入り参加するが、そしてそれが悲しくもジョン生前に演奏された「最後の新曲」ともなった。
「夢の夢(#9 Dream)」も柔らかみのあるポップ・ソング。コーラス部分の歌詞の意味が不明だが面白い。
陰部分としては「愛の不毛(Nobody Loves You (When You're Down and Out))」や「鋼のように、ガラスの如く(Steel and Glass)」
このアルバムは各曲の邦題も絶妙で、「心のしとねは何処」、「枯れた道」など素晴らしい。
2016年11月19日土曜日
John Lennon Signature Box
最近勉強中にCDかけているのだけど、ちょっと前までは原子心母観たせいもあって、Floydの原子心母を聞いてたんだけど流石にちょっと重いかなと。
何気なしにジョン・レノンのロックンロールを流してみたら、これが実に心地よく結構勉強も乗りながら進められるという感じだった。
とおうことでポール派を自他共に認めているけどこのように一応ジョンも適当に5,6枚のアルバムは持っていて、それらを繰り返し聴くようになった。と言っても前述のようにロックンロールとマインド・ゲームスの2枚中心。
そうなると今までリマスターが出たタイミングで買ってたけどタイミング悪く買うまで行かなかったアルバム「心の壁、愛の橋(Walls and Bridges)」なども聴きたくなり、そういえばちょっと前にボックス出てたよなと思い調べると、このSignature Boxを発見。リリースは2010年。ちょっと前じゃないなぁw 感覚的にはちょっと前のようだったんだけど。
外国の尼でも比較するとUK尼で9000円ぐらい。これは結構安いなと購入。手元のアルバムと結構かぶるけど、手持ちは2000年頃に出たミレニアム・エディションのリマスター(リミックス盤)で今回はオリジナルに近いリマスタリングということでよしとする。
ミレニアム・エディションでは各アルバムにボーナス・トラックが付いていたけど、ここではボーナス・ディスクにまとめられている。
ハイレゾダウンロードカードが入っていたけど既に期限切れ。まぁ、これは致し方ない。
惜しむらくはMenlove Avenueとライブ盤2枚が未収録。ライブ盤はいいとして、Menlove Avenueぐらいは入れて欲しかった。
ストーンズも堪能中だが、ジョンの命日も近いので少しずつ聴いていきたい。





















