2017年8月30日水曜日

美旋律〜Best Tune Takamiy〜

THE ALFEEの高見沢俊彦、Takamiyの初ソロ・ベスト。と言っても、ボーカルのみ新録での収録。今がベスト・コンディションという意味でも「ベスト」な1枚となっている。
本家同様、ジャケ/カップリング違いで幾つかのバージョンがあるけど、自分はライブ盤のボーナスディスクがついたものをチョイス。他にもPV集のDVD付きというのもあるがあるが、どうせ見る時間がないのでゲットせず。

ということで、2007年以降、いわゆるソロ第2期と呼ばれている頃からのKareidoscope以降の作品からセレクトされており、概ね無難な選曲でないだろうか。自分としては「洪水の後に」も入れて欲しかった。そしてもっと贅沢を言うのであれば、ファースト・ソロからも入れて欲しかった。
その辺はライブの方に収録されているので、「17のときに逢いたかった」、「赤い糸」はそちらで堪能できる。

音がゴージャスというか、あのいでたちを具現化したような煌びやかな音化粧で、そういうのがまた似合うから面白い。多様な音楽性を持つTakmiyだがここでは「ハードロック〜メタル」的な側面を前面に出しつつ、歌謡曲っぽい湿っぽさが覆っていて、個人的にはロマン・ハードって呼んでるw

冒頭に「Fantasia」を持ってきたのは、なかなかうまい。「禁断の果て」や「ULTRA STEEL」はいかにもALFEEでやりそうなで、ソロ活動もALFEEのためと言い切っているだけに、様々な形で還元することを考えているんだろう。