久しぶりにスザンヌ・ヴェガを聴いてみる。
今でも新作を出してライブもやっているようだが、ベスト盤レトロスペクティブ以降、新作を買うこともなく、思い出した頃に聴くという感じ。
それでも、初期のフォークロック的なサウンド、寒暖差のある歌い方が好きなので、その世界にいつでもひたることができる。
セカンド・アルバムにして出世作の本作は、アカペラのトムズ・ダイナーで始まり、代表曲「ルカ」を筆答にタイトル曲「孤独(ひとり)」を堪能できる。
ギタープレイも開放弦を匠に使ったコードでまるで変則チューニングのような響で彩るのも彼女の持ち味。
ジャケットも一番好きだな。既に大人の女性ではあるが、どこかあどけない感じが残ってて、ベスト・ポートレイトだと思う。
最近も新作を出したようだが、少し前にシリーズ化していたアコースティック・アルバム、クロース・アップも聴いてみたい。