2017年10月6日金曜日

Live In Vienna | King Crimson


キング・クリムゾンの最新ライブ盤。2016年のウィーン公演とボーナス・ディスクに2015年の来日公演を収録。
ウィーン公演は、ジェレミー・ステイシーを加えた8人編成、御大呼ぶところのダブル・カルテットとなっており、トリプルドラムをフロントに配する布陣はそのままに、ビル・リーフリンをキーボーディストとして使っている。
この布陣ゆえに、「リザード」や「アイランド」の曲も違和感なくできるというもの。
ジャッコのボーカルも以前より力強さが増して、ウェットン期の曲も随分とさまになってきたと思う。
来日公演は公演前の場内アナウンス含めているところが、臨場感出て、あのオーチャードホールの空気が甦る。

本作はある意味クリムゾンに興味のある初心者にもおすすめできる内容ではないかと思う。それぐらい良作。