2025年1月24日金曜日

パーマネント・ウェイブス | ラッシュ

Permanent Waves

久々にラッシュのPermanent Wavesを聴いていたら、そういえばHemisphereのデラックスエディション見送ってたなぁと思い出す。
Rushについては、2112、A Farewell To Kings、Moving Pictureこそ買いなお足りしたけど、それ以外はちょっと追いつかない。
プログレ大作志後の作品と言われている本作、それでも7分越えの曲が2曲あったりとまだ名残がある。

冒頭のThe Sprit of Radioや続くFree Willこそポップでキャッチ-で、Moving Pictureへ継承される下地ができていることがわかる。それでも速弾きフレーズも多く、変拍子もありと単純なものではない。The Split of Radioは終盤の観客SEもプラスに作用していると感じる。この2曲の名曲があるだけで十分価値あるアルバム。

大作の残り香、Jacob's Ladder。印象的なフレーズが重なり、展開も飽きない。ラストを飾るNatural Scienceも長尺曲だが、こちらの方が好き。

どことなくヒプノシスっぽいジャケットは、いつもどおりヒュー・サイム。モノトーン調というかセピア調に仕立てられた、嵐の後の一風景。女性のスカートがめくれているところがミソか。デジタルで聴いてばかりで現物の内ジャケがどんなか忘れてる...