昨年ゲットしたブライアン・アダムスの最新作、結構気に入ってます。
やはり、このシンプルなロックン・ロールのパワーに元気をもらっていると心から感じている。
USではすっかりR&Bやラップの方がチャートの上位で人気のある音楽ジャンルであり、ロックはその下という風潮らしいが、ロックで育った人間はやはりロックがなくっちゃ始まらないとブライアン・アダムスを聴きながら思っている。
悪く言うと代わり映えのしないサウンドなんだけど、その変わらない調子でずっと第一線で活躍しているのがすごいじゃないか。
しかもこの人は外見もかっこいいまま。年をとってもかっこいいおじさんなのだ。
オープニングを飾るタイトルトラック、So Happy It Hurtsの野郎どものコーラスが響くところから好き。
本作の中でも異色作というか他でもみない、おっさんの語りから入るKikk Ass。
Let There Be Guitarの叫びとともにギターがなり、徐々に曲へはいり、豪気なロックが始まる。
珍しくカントリーっぽい雰囲気も混じったI've Looking For You。この曲が一番好きかも。後々ベスト盤に選ばれる類の歌ではないと思うけどこの味わいがたまらない。
少しレイドバックした感じのLet's Do This。
アルバム全部で40分ほどなので、あっという間に聴き終わる。無理にメディアの収録時間目いっぱいにする必要もないので、これはこれで好感持てる。