あるブログでの紹介記事を読んで、ブートっぽいけど久々にこういうのもいいかもと思って買った1枚。
カバーアートはあまりポールっぽくない、パワフルなイラスト。
ポールの70年代最後のライブ。今思えば、キャリアの割にライブアルバムが少ない気がする。
「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」が黄金期の定番ライブ盤として完成されているから、あえて他の時期のものを出す必要がなかったというのは分かる。
でも今回のライブ盤を聴いて、やはりその時そのときのメンバー編成、セットリストというものがあるので、やはり貴重な音源であると確認。
ビートルズナンバーのGot To Get You Into My Lifeから始まるが、いいオープニング。
ビートルズナンバーもいくつか演奏されているが、LucilleやTwenty Flight Rockといった定番カバーもあり、ソロ初期のEvery NightやHot As Sunから当時の最新作Spin It OnやArrow Through Me、Rockestra Themeまで幅広く演奏されているのがいい。そういう意味では現役バリバリのバンドだったんだなと改めて思う。
数年前に出た「ワンハンド・クラッピング」だって黄金期に差し掛かる頃のライブだけど、あれもいいライブ盤だった。
いっそ、各ラインナップのライブのアンソロジーなんかも出してくれてもいいかもしれない。
本作の後に日本公演を予定していたが、ご存じのとおり麻薬所持で税関にて逮捕ということで、
ここから約10年間、ライブ・ツアーは封印されることになるけど、その前の最後のきらめきとして魅力あふれるものになっていると思う。