解散後にリリースされた2枚組ライブ。かつては、これが唯一のEaglesのライブ盤だった。
自分もひととおりスタジオ盤を聴いた後、これを聴いたがなんとなく滅入るような空気の中で始まるHotel Californiaが印象的だった。
いわゆるHotel Californiaがリリースされた'76年以降のツアーから選曲されているので、Randy Meisner在籍時とTimothy Schmit在籍時とが混在している。もうちょっと中期より前があってもいいような気がするけど、まぁ、とおして聴くとちょうどよいボリュームであり、選曲でもあるのかなとは思う。
本作にしか収録されていないカバー、Seven Bridges RoadとかJoe Walshのソロとかも収録。
ライナーにもあったと思うけど、重いHotel Californiaで始まって、垢抜けた軽快なTake It Easyで終わるのもなんかすごい。
ジャケットはもうちょいなんとかならないのかと思わなくもない。
'94に復活するまでは、これが最後のEaglesと思ってよく聴いていた。
今後70'sのライブが発掘されてリリースされることを切に願う。