父親が病気で死ぬということで、父親が最期を楽しく過ごせるために息子がいろいろ奔走する話。
まず、父親の友人たちに連絡を取るんだけど、そんなこと自分にはとてもできない。
来る友人たちもなかなか個性的。
息子はやり手のビジネスマンということで、病室や他の問題もお金を使って解決していく。
その手段自体はどうよ?って思うんだけど、あれこれあがくよりお金って手っとり早いアプローチだなぁと感心する。しかも使いっぷりがダーティーな感じでないので余計そう感じる。
世の中の資産家もこんな風にお金を使っているんでしょうか?
他にも父親の痛みを和らげるためにヘロインを使うのだけど、その調達方法もユニーク。
自由奔放な父親ときっちりした息子とタイプはまったく違い、それまでの人生においても確執があったようだけど、この物語が進むにつれ徐々にわだかまりもなくなっていく。
カナダならではのきれいな風景もよさげ。