2013年8月1日木曜日

天冥の標 - 小川一水

今年は小川一水の天冥の標を読み始めてます。I~IVまで読み終わり、Vが読み途中なので、ちょい振り返り。

大作SFということで読み始めましたが、I巻で広げた風呂敷がII巻以降さらに広がる感じがして、時代も未来から過去に移りそこから徐々に元の未来に近づく、という凝ったことをやってます。

巻ごとに舞台・主人公も違えば、テーマも違い、どう感想を述べたらいいのか戸惑います。宇宙移民、地球外生命体、AI、アンドロイド、伝染病、人体改造、とにかくてんこ盛りの内容です。

まぁ、Vまで来ているということは総じて読み始めたら止まらない部類の物語で、非常に続きが気になります。

結局、人類はどうなるのか?本当の脅威とは何なのか?ノルルスカインはどう動く?そして、この物語はどう決着するのか?おそらくすべて読み終えないと分からないと思いますが、期待しながらページをめくりたいと思います。

これI、IIを読み終えたとこでKindle版が出てるのを知ったんですよねぇ。正直かさばるし、Kindle版がよかったけどもう仕方がない。このまま文庫で読み続けますよ。