有休取ったので午後から六本木の新国立美術館で開催されているダリ展へ相方と行ってきた。
何分ダリ展も久々だが、すっかり美術館に行くこと自体ご無沙汰となってしまい、新鮮な気持ちで足を運んでみた。
平日にもかかわらずまずまずの人出。入場規制や列ができるほどではないものの、人気のある作品の前では人だかり、渋滞が生じる程度。客層も老若男女特に偏りは感じない。
展示点数はかなりあり、駆け出しの頃からシュールレアリズムを経てその後の作品に至るまで全体的に網羅されていると思う。しかし、肝心のシュールレアリズム時代の作品が実に少なく、あの有名な記憶の固執もない。
立体作品の多さもダリの特徴だが、それらもほとんどない。一方で、今まで目にすることがほとんどなかったスケッチや本の挿絵もあり、従来とは幾分趣向を変えた感じの展示会となっている。
お土産に目録と煎餅を買った。
相方はそのまま小田さんコンサートへ。自分は夕飯の支度もあるのでそのまま帰った。