2016年10月13日木曜日

Electric Arguments - The Fireman

The Firemanというのはポール・ファンであれば既にご存知のとおりユースと組んだ覆面ユニットでアンビエント系、エレクトリック系ということで手を出さずにいたのだが、3作目である本作はほとんどの曲でポールのボーカルが堪能でき、音楽的にもアンビエント・ミュージックのフォーマットからはみ出し、マッカートニー・ミュージックが堪能できるポップなアルバムとなっている。

Unreleased Masters購入時にまとめてゲット。こちらも2000円ぐらい。

Sing The ChangesやHighwayは普通にポールのソロとして違和感のない出来栄えで、実際ライブ盤Good Evening New York Cityにも収録されている。

他の曲もアンビエントっぽいのもあるけれど、大抵は普通のポールの曲として通用するレベルなので、あえて自分の名前でなくFiremanとして出す余裕がすごい。

というかほんと仕事好きだな、この人は。