The Firemanというのはポール・ファンであれば既にご存知のとおりユースと組んだ覆面ユニットでアンビエント系、エレクトリック系ということで手を出さずにいたのだが、3作目である本作はほとんどの曲でポールのボーカルが堪能でき、音楽的にもアンビエント・ミュージックのフォーマットからはみ出し、マッカートニー・ミュージックが堪能できるポップなアルバムとなっている。
Unreleased Masters購入時にまとめてゲット。こちらも2000円ぐらい。
Sing The ChangesやHighwayは普通にポールのソロとして違和感のない出来栄えで、実際ライブ盤Good Evening New York Cityにも収録されている。
他の曲もアンビエントっぽいのもあるけれど、大抵は普通のポールの曲として通用するレベルなので、あえて自分の名前でなくFiremanとして出す余裕がすごい。
というかほんと仕事好きだな、この人は。