5月に日比谷野音で観たライブで本当に鳥肌立つほどの衝撃を受け、今までの甘っちょろいPink Floyd感を覆してくれた原始神母。
コピーバンドとは言え、「本物」の衝撃には違いなくそれを再度味わいたく、こうして単独公演に参加。
入場早々ハイネケンで一杯やる。
相変わらず「原子心母」の完成度はさることながら、今回は「狂気」全曲再演という取り組みを披露。女性コーラスが映えるのはもちろんだが、今回のステージにはサックス・プレイヤーも参加。「狂気」以外でもCrazy Diamondでもカッコよく決めてくれた。しかも、バリトン、アルトなどいくつか持ち替えながらやっているので観ていて面白い。
狂気前に一度幕間で休憩。そこでビールをもう1本飲みたかったが、今回はおそらく満席の入りようでトイレやグッズの列も凄まじく、カウンターまで行くのは断念。
以前聴けなかったEchoesやWish You Were Here、自分も知らなかったがNile Songなどレアな選曲もあり、これぞ原子心母という勇姿を見せつけてくれた。
来年はPink Floydデビュー50周年ということで、各地で盛り上がりを見せるだろうが、そこに「吹けよ風、呼べよ嵐 」という感じに斬り込んで行って欲しい。