2022年6月4日土曜日

ムーヴィング・ピクチャーズ40周年記念盤 | ラッシュ

ラッシュの名盤「ムーヴィング・ピクチャーズ」も40周年記念か。

初めて聴いたラッシュが本作。91~92年ぐらいでしたかね。本作借りて聴いて、やはり冒頭4曲の凄さに呑まれて、ちょうどその時出てた2枚組ベスト盤「クロニクル」を買って、ラッシュ・ファンとなった訳です。プログレ好きということもあり、遡って70sの長尺曲も味わい、80s以降のコンパクトだけど起伏に富んだ楽曲群も好きで、後々オリジナルアルバムは一応すべて揃えたのでした。

昔はA面が突出してたこともあって、The Camera Eyesの良さが分からなかったんだけど、これもなかなかいい構成の曲だなと後からじわじわと好きになるパターン。
各楽曲については方々で語られているので改めて言及しませんが、ベストトラックとして選ぶならLimelightでしょうか?Tom Sawyer、Red Barchetta、YYZと本当に甲乙つけがたいですが...

本作に限らないけど、ニールの手数の多いドラム、ライフソンの骨太なギターワーク、ゲディ・リーの切り込むようなボーカルや凄みのあるベースとスペイシーに彩るシンセなど、これぞラッシュという音世界が完成した1枚でもあると思います。

40周年記念盤となるともちろん枚数の多いのを選択。とは言え、アナログ盤もついているスーパー・デラックス・エディションは無理なので、CD3枚のデラックス・エディションを選択。
本編以外は81年のライブ音源。これも結構聴きごたえある。ラッシュのライブはその時期その時期どれも凄いけど、これも脂の乗った時期というかエネルギッシュというかヴァイタリティ溢れるステージですね。