'92年リリースのソロ・アルバム。
様々なミュージシャンが参加しており、曲もバラエティに富んでいるけど繰り返し通しで聴いていると、その流れが良くなってくる。たまには幾つかピックアップして感想を綴ってみる。
Facing West
2曲目。アコギのストロークが軽快で気持ちいい。本作はキーボードが全面に出ている作品が多いが、このバッキングに徹しているときのギターが絶妙。
Longest Summer
キーボードメインだがバックのアコギのストロークが2曲目同様軽やかでいい。名前に夏が入った時の曲の良さったらない。
Sunlight
まるでナイロン弦のようなクリーントーンのリードで綺麗なメロディを歌っており、まるでAcoustic Archemyがやりそうな爽やかな1曲。
Always & Forever
ここではガットギターで優しく爪弾いてる。中間をハーモニカが盛り上げる。全体的に柔らかい印象。合間に見えるソリッドな部分がいいスパイスになってると思う。
See the World
PMGらしい軽快なフュージョン。
The Truth Will Always Be
独特なドラムの刻み方の上に流れる、少しずつ込み上げてくるメロディが、何か旅のような情景を描く一曲。
こういう良作あって、後のLetter From HomeやImaginary Dayにつながるんだなぁと納得。
ゲストミュージシャンが多く、矢野顕子や後にデュエットするCharlie Haden、Pat Metheny Groupでの相棒Lyle Maysなどが参加。