51年目を間近に控え、ほぼ1年ぶりとなるニュー・シングル。これぐらいのベテランでなんだかんだとここ最近毎年シングル出しているのがすごい。ライブもそうだけど、この現役感がすごい。
一般的にブレークした、黄金期と思われているのはメリーアンや星空のディスタンスの頃だと思うけど、ライブの数こそ多少落ち着いたものの年間60本前後、メンバーばらけてラジオやTVなども出演して、有料の動画配信も活発に行い、当時よりも露出が多いんじゃないかと思ってしまう。この露出の多さが現役感につながっていることは間違いない。
さて今回の新曲、Heart of Rainbowはダイナミックなイントロから始まる桜井さんボーカルでいわゆるALFEEサウンドの王道で攻めた1曲。Aメロのつかみもいいが、「たとえば夜空に光る星が~」のBメロも結構好きで、さらにそこからサビへと盛り上がり高揚感を強く感じられるポジティブな歌だと思う。
カップリングの「丁寧言葉Death!」はかなりの変化球。歌詞も吹っ飛んでいるメタル曲。デスボイスを収録するため、メンバーでは無理なので本職のメタルバンドのシンガーを探してきて歌ってもらうなどの凝りよう。ライブではどうするんだろう。気になる。
今回もジャケ違い、カップリング違いで4種リリースされていて、すべて昨年の夏イベ「50年目の夏祭り」からのライブバージョン。Musician -2024-、Heart Of Justice、白夜 -byaku-ya-、風曜日、君をつれて。
今年は夏イベのチケットが取れなかったこともあり、特に風曜日、君をつれてが聴けるのが嬉しい。