2011年6月23日木曜日

Fly From Here: YES

フライ・フロム・ヒア

1. Fly From Here - Overture
2. Fly From Here pt I - We Can Fly
3. Fly From Here pt II - Sad Night At The Airfield
4. Fly From Here pt III - Madman At The Screens
5. Fly From Here pt IV - Bumpy Ride
6. Fly From Here pt V - We Can Fly Reprise
7. The Man You Always Wanted Me To Be
8. Life On A Film Set
9. Hour Of Need
10. Solitaire
11. Into The Storm
12. Hour Of Need (full-version)

いよいよ10年ぶりの新作、Fly From Hereがリリースとなりました。

Chris Squire(b), Steve Howe(g), Alan White(ds), Geoff Downes(key), Benoit David(vo)というメンバーでプロデューサがTrevor Hornという布陣ですが、ちょっと前で在籍していたRickの息子、Oliver君も若干ではありますが、レコーディングに参加。

基本となるFly From Hereそのものは、かつてDownes/Hornの在籍時のライブで披露されていたWe Can Fly From Hereが元ネタで、ライブ・ボックスWorld Is Liveにも収録されているので、興味のある方は聴きましょう。「Sad Night At The Airfield」は夜にしみじみ聴ける不思議な曲。

全体的に、特に違和感なくYESテイストです。Howe師匠のギターは相変わらずのフレーズ。今回はソロ小作品「Solitaire」も収録され、さぞご満悦でしょう。Keyは久々の出戻りのDownes。Aisaで師匠と打ち解けたことで復帰かw YESのキーボードは変な話、最近は誰になってもバンドの大勢に影響を与えないというか、納まりよい感じに溶け込むから不思議だ。とにかく、10年たってもYESたる音楽ですね。

ボーカルのBenoitは、それほどJon Andersonにそっくりというわけではないけど今回のアルバムには違和感ない。これからのYESを支えて欲しいボーカル。Jonが復帰したら、いっそツインボーカルでもいいんじゃないかな。一度はリードボーカルとして在籍していたHornもコーラスで参加。

Jon AndersonはRick Wakemanと組んでアルバムを出したりしているよう。なんだか、Trevor Rabinとも組みそうな噂もあり、まさかのUnion再びが実現できるのかワクテカが止まらないw

これで来日してくれれば、言うことないですね。