- 101 Eastbound
- Sir Duke
- Letter From Home
- Moondance ft.Michael McDonald
- I Can Let Go Now ft.Sara Bareilles
- Daft Funk ft.Byron“Mr. Talkbox"Chambers
- Sevenate ft.Chuck Loeb
- Can't Find My Way Home ft.Eric Clapton
- Moodswing
- Overjoyed ft.Stevie Wonder
- Yesterday (duet with Noah East)
- Finally Home <小田和正 氏 提供(作曲)日本盤にのみ収録>
- Madiba ft.David Paich ※「Madiba」はネルソン・マンデラの愛称
- America the Beautiful ※ アメリカ第二の国歌と言われるスタンダード曲
- Four On Six
これがファースト・ソロ・アルバムとか意外。
有名なスタジオ・ミュージシャンが自己のアルバムを多く出せるかというのは、また別な問題ですな。佐橋佳幸や石川鷹彦も多くの人の多くのアルバムで多くの曲を弾いているけど、自分のアルバムというのは少ないもの。
Nathan Eastは既にFour Playというパーマネントなバンドがあるので、そこが彼のホームかと思ってしまった。まぁ、ホームには違いないんだろうけど、多忙なのにソロ・アルバムを出す気力が素晴しい。
ゲストミュージシャンも豪華。やっぱり参加のClaptonやDavid Paichなど。
小田和正の多くの曲でベースを弾いているので極めて親近感あるのと、Claptonのベーシストとしての活躍は広く知られており、なにげに多く耳にしているベーシストかと思う。今回は、小田さんが曲を提供しているということもあり、国内盤で購入。
Four Playのセルフ・カバーや面白いところではPat MethenyのLetter From Homeのカバーがあるところ。彼の幅広い音楽性が分かって面白い。
Yesterdayといったスタンダードすぎるカバーをやるとは思わなかった。最初聴いたとき、えっ、Yesterdayかよ!?と思ったがこれがなかなかいいカバー。
Finally Homeは小田さん提供の楽曲。Nathanのしっとりしたボーカルが効いたバラード。らしいと言えば、らしいメロディ。歌詞はNathanによるもの。本作は日本盤のみのボーナストラックなので、ゲットしたかいがありました。
ラストを飾るのはWes MontgomeryのFour On Six。こういうのはハマリすぎ。先のPat Methenyといい、Wesといい、先人ベーシストではなくギタリストたちの曲をあえて選んでいるのか面白い。
全体的にNathanの幅広い音楽的嗜好がちりばめられた、ソロ的なアクが強くなく、いつものように呼ばれて弾きましたwみたいな肩の力の抜けた、ベテランならではの良作だと思います。
ついでにオフィシャル・サイトも覗いたりなんかして気づいたのは、昨年結構聴いていたDaft PunkのGet Luckyのベースが、彼のプレイによるものとか。今さら気づいて恥ずかしい。PVでは、銀色仮面がベースだったので、ずっとDaft Punk本人のプレイかと思ってた。CD買っていればスリーブ記載の参加ミュージシャンとかで分かるんだろうけど、Music Unlimitedで聴いていたが、さすがにそういうのまでは分からないw