Georgeのファースト・ソロだが当時傾倒していたインド音楽を前面に押し出した異色の1枚。
とは言え、至るところGeorgeらしさが光る、というかGeorgeでないと出来ない世界が繰り広げられている。
聴くまではイロモノの1枚かと少々敬遠していたが、確かにBeatlesではInner Lightでインド音楽をポップ・ソングとして美しいまでに昇華させたが、ここでも美しさは疎かにされていない。
ゲストも豊富で、Claptonも変名で参加していて、Ski-ingで2人のノリノリな姿がある。
ボーナス・トラックも収録されているが、最後を飾るThe Inner Lightの別バージョンがいい。