同名アルバムだがジャケットも内容も違うというもので、この辺りからさらに英米の違いが分かりづらく混乱を極める。
一番の違いはシングルヒットであるSatisfactionやThe Last Timeを目玉として収録していること。
変わったとこではUKではEPでリリースされたライブ盤から1曲引っ張ってきていること。こういう編集意図はよく分からないけど、当時これで馴染んでしまった人達は、この流れでないとOut of Our Headsでないのだろうw
自分もなにげに前のGood Timesからの流れが好き。してやられたというところか。
UK盤にもあるThe Under Assistant West Coast Promotion Manの汽笛のようなブルース・ハープや米南部っぽいピアノがかっこいい。クレジットにあるNanker Phelgeはメンバー全員で作詞作曲した時の変名、とのこと。
The Spider and the Fly もオリジナル曲だが、カバー曲のブルース曲かと思えるほどの出来映え。こういうのがあるから、ベガーズ・バンケットやメインストリートのならず者が出来るんだなと感慨深い。