2018年2月23日金曜日
Time Capsule |Matthew Sweet
これもなんとなくヤフオクで見かけて、ゲット。
マシュー・スイートは、アメリカのパワー・ポップ系のシンガーソングライター、ミュージシャンなのだが、昔から気にはしていた。
ポール・マッカートニーのトリビュート盤で名前を見かけたのが最初だと思う。そこでEvery Nightをカバーしているが、オリジナルに忠実なアレンジでボーカルも気に入っていた。
他にもThornsというトリオ編成のイーグルスの匂いの強いバンドのメンバーだったというのは、実は最近知った。Thornsは過去にもブログで触れてきたので詳細は省くが今思うと、本当に名盤。
ということで熱心ではないが頭の片隅にずっと置いてあった名前ではあった。
ベスト盤Time Capsule 90-00は文字どおり90年代の活動を包括する内容となっている。タイトルはアルバム「Altered Beast 」収録の曲をタイトルにしたいるが、洒落が効いていていい。それに、ジャケットがズルい。出世作「Girlfriend」でもあざとい写真だったけど、その流れを組むあざとくもかわいらしさあふれるプールから出てくる女性、「Girlfriend」でお馴染みのチューズデイ・ウェルドをジャケットとして使っている。
I've been WaitingやYou Don't Live Me、Time Capsuleのメロディラインは本当に綺麗。
Someone to Pull the TriggerはR.E.M.っぽさもあるが、もっとウェットな感じがしてぐっとくる。
グランジやオルタナが流行ったせいなのか、思ったほどチャートを賑わせたりする期間も長くなく、もっとビッグネームになってもおかしくない、非常にもったいないと思うミュージシャンだったりする。
彼のポップセンスはスザンナ・ホフスとのカバーアルバムからも伺える。