前作がついこの間出たかなと思ったら、2年以上経っていてほんと驚く。
これぐらいのベテランになると国内外問わず、普通、5年振り、7年振り、10数年ぶりとかなってもおかしくない。コロナ禍でツアーもままならず、創作時間だけはあったとのことだが、それでも結構なペースでないかと感心。
今回も4バージョン全部ユニヴァーサルから直で購入しました。(ボックス入り)
詳しいレビューは他のファンの方々にお任せしますが、サウンド的にはここしばらく(One
-Venus of Rock-以降)ずっと落ち着いて、というかあまり変わらずどこから聞いてもTHE
ALFEEという安心感があると思ってる。純粋に曲調というか各曲のテイストのバラエティの幅を楽しむのが本作の醍醐味。
冒頭の天地創造や3曲目「組曲:時の箱舟」といったプログレテイスト溢れるものから、Funky CatやTime Machine~恋のS.O.S.~のようなポップなもの、「別れの心象」や「おくりもの」などあり、相変わらずの切り口の多さにノックアウトされる。
今回各バージョンのボーナスディスクはライブDVD。個人的にはDVDはそんな観ないからCDの方がありがたいが、やはり彼らはライブが活動の源なのでツアーできない分3人の演奏している姿を届けたいという想いは汲み取れる。
それにしても「枯れない」ですねぇ... 「枯れるのはいつでもできる」という風にも考えてないんだろうけど、守りに入らず攻めの姿勢が素晴らしい。今年はツアーもやるようで、自分はもう何年も行ってないけど今年はどこかで参加したいと思います。