そういえば、昨年買って愛聴してるけど、ここで取り上げてなかったなと、思い出した。
ちょうど、今週はレッドを色々聴いてたのでちょうどいいかと。
今回も前作「太陽と旋律」50周年記念盤にならい、2CD+2Blu-rayのセット。まぁ、Blu-rayは移動中に聴けないからもっぱらCDからリッピングした音源ばかり聴いているんだけど。
CD1はスティーヴン・ウィルソンによる2024ミックス。歌ものトラックがインストゥルメンタル・ミックスとしてボーナストラック的に収録されている。
CD2はデヴィッド・シングルトンによるエレメンタル・ミックス。スターレスの各パート音源も収録されてて、個人的にはこのCD2の方が面白い。
何度も聴いているアルバムだけど、ロード・トゥ・レッドの40周年盤ミックスこそ多少の違いが楽しめたが、結局2009年の30周年盤で既に十分に満足してるんだなということを再確認する。今回の50周年盤は良し悪しを気にするほど聴き込んでいない。というかそんなに気にしてない。
今さらながら、4曲目の「プロヴィデンス」の良さが分かり、楽しんでいる。デヴィッド・クロスのバイオリンが非常にスリリングで、この後焦燥して脱退するのがもったいないほど。それぐらい、パワーあふれるウェットン/ブルーフォードのリズム帯に負けてない。以前はインプロといえば、USAの「アズベリー・パーク」だと思っていたけどなかなかどうして、さすが第3期キング・クリムゾン、奥が深いし、かっこいい。
今月末には、「ポセイドン」と「リザード」の50周年記念盤が出る予定。入手は少し先になるかとは思うけど、今から楽しみ。
