2011年6月30日木曜日

ストレンジデイズ 2011年8月号

ストレンジデイズ 2011年 08月号 [雑誌]

今月は、当然(?)YES特集です。数多ある(最近はそうでもないかな?)音楽雑誌でRoger Deanのジャケ絵を表紙に飾るのは本誌とレココレぐらいです。素晴らしい。ありがとう!そして、ありがとう!

だけど、尼ではもう売り切れになってるようで... 多分、書店などはまだもう少しあるはず。

さて、中身はChris Squireのインタビューもありますが、もうちょっと違う角度からのインタビューも欲しかったですね。たとえば、途中戦線離脱となったOliver君とか、Jon & Rickとか。

この新作のなかった10年にリリースされた音源についても触れられてましたが、意外と映像ソフトが充実してましたね。ほとんど、買ってませんがw

2011年6月29日水曜日

Scarcity of Miracles:King Crimson Project

Scarcity of Miracles

1. A Scarcity Of Miracles
2. The Price We Pay
3. Secrets
4. This House
5. The Other Man
6. The Light Of Day

不思議なバンド名。

メンバーはFripp御大(g), Tony Levin(b,stick), Mel Collins(sax, flute), Gavin Harrison(ds,perc)に加え、Jakko Jakszyk(g,vo, key)とどう見てもCrimson。

しかし、音を聴けばあえてKing Crimsonと名乗らなかったのもうなずける。

いつものFrippのギターやサウンドスケープにJakszykの歌が乗っかったようなもの。そこの組み合わせはそれほど悪くない。なぜだか、このリズム隊がおとなしいw

出戻りと言っていいのか、Mel Collinsがこれまたいい仕事をしている。しかもなんか、フレッシュ感があっていい!Jakszykの歌と合うやさしいメロディ。

ただ、やっぱりKing Crimsonではないんだよね。

だけど、このメンバーでもCrimsonになれるはず。一日も早い活動再開を期待!

2011年6月23日木曜日

Fly From Here: YES

フライ・フロム・ヒア

1. Fly From Here - Overture
2. Fly From Here pt I - We Can Fly
3. Fly From Here pt II - Sad Night At The Airfield
4. Fly From Here pt III - Madman At The Screens
5. Fly From Here pt IV - Bumpy Ride
6. Fly From Here pt V - We Can Fly Reprise
7. The Man You Always Wanted Me To Be
8. Life On A Film Set
9. Hour Of Need
10. Solitaire
11. Into The Storm
12. Hour Of Need (full-version)

いよいよ10年ぶりの新作、Fly From Hereがリリースとなりました。

Chris Squire(b), Steve Howe(g), Alan White(ds), Geoff Downes(key), Benoit David(vo)というメンバーでプロデューサがTrevor Hornという布陣ですが、ちょっと前で在籍していたRickの息子、Oliver君も若干ではありますが、レコーディングに参加。

基本となるFly From Hereそのものは、かつてDownes/Hornの在籍時のライブで披露されていたWe Can Fly From Hereが元ネタで、ライブ・ボックスWorld Is Liveにも収録されているので、興味のある方は聴きましょう。「Sad Night At The Airfield」は夜にしみじみ聴ける不思議な曲。

全体的に、特に違和感なくYESテイストです。Howe師匠のギターは相変わらずのフレーズ。今回はソロ小作品「Solitaire」も収録され、さぞご満悦でしょう。Keyは久々の出戻りのDownes。Aisaで師匠と打ち解けたことで復帰かw YESのキーボードは変な話、最近は誰になってもバンドの大勢に影響を与えないというか、納まりよい感じに溶け込むから不思議だ。とにかく、10年たってもYESたる音楽ですね。

ボーカルのBenoitは、それほどJon Andersonにそっくりというわけではないけど今回のアルバムには違和感ない。これからのYESを支えて欲しいボーカル。Jonが復帰したら、いっそツインボーカルでもいいんじゃないかな。一度はリードボーカルとして在籍していたHornもコーラスで参加。

Jon AndersonはRick Wakemanと組んでアルバムを出したりしているよう。なんだか、Trevor Rabinとも組みそうな噂もあり、まさかのUnion再びが実現できるのかワクテカが止まらないw

これで来日してくれれば、言うことないですね。

2011年6月22日水曜日

海辺のカフカ:村上春樹

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

以前は、小説と言えば村上春樹、ぐらいな勢いで読んでましたが、ここ10年弱はそれほど熱心に読んでなかったんだけど、本がたまってきて整理しようと思い出て来たのがこの単行本。当時は、新作が出たらきちんと単行本を買って楽しんでました。

で、久々に読んでみたんだけど導入部は少々退屈に思えたものの、話が進むにつれいつもの村上ワールドに引込まれてしまい、一気に下巻まで読了。

例の作品を彷彿させる、章ごとに人物、場面を切り替えてくる手法なんだけど、じわじわくる感じがいいですね。

星野青年がいい味だしてて好きですが、いまいっちょ図書館側は人物がうすっぺらく感じてしまった。前はどう感じたかな?

新作の1Q84もまだ未読。なんか文庫本出てからでいいかなと、あまり積極的でない。今回、これを読み直したけど、やっぱり急いで単行本買うこともないかなとw

2011年6月17日金曜日

ラーメン金字塔

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早く上がったので、会社から赤羽まで歩いてみた。

雨上がりでいい感じに明るく、涼しくてちょうどいい。

前から気になっていたラーメン屋、「金字塔」に寄ってみる。中はラーメン屋らしくない洒落た内装で、世界の色々なビールが並んでいる。ラーメンだけでなく、ちょっとした飲みも楽しめそうな店のようだ。

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懐も寂しいので、とりあえずつけそばを注文。あっさりとしたつけ汁。アクセントにコーヒー油というのが面白い。

いかにもラーメンって感じのぎとぎと感に乏しいんだけど、これはこれでありかな、と。

また寄って別のメニューを試したい。

2011年6月16日木曜日

大聖堂 (下):ケン・フォレット

大聖堂 (下) (ソフトバンク文庫)

いよいよ最終巻。

一度はキングスブリッジを離れたジャックだが、後を追って来たアリエナの思いに心を開き、再び大聖堂を建てるために戻ってくる。

物語が進むにつれ、年月も経ていくのだけど、これがまたうまい。

ジャックはどこまで行ってもジャックであり、フィリップもどこまで行ってもフィリップであるのだが、ここで驚くのがリミジアスに降り掛かる出来事と彼の振る舞い。これは是非読んで確かめてもらいたい。

とにかく、各巻のあおりがおおげさでないくらい傑作であることは確か。

2011年6月15日水曜日

McCartney : Paul McCartney

Mccartney

Band On The Runに続く、Paulの再発リマスターシリーズ。今回は、ファースト・ソロの本作と同じくMcCartneyの名をいただくMcCartney IIが発売。

とりあえず、ファーストのみを購入。

目玉のボーナスディスクは、収録時間も短くちょっと地味め。

1. Suicide [Out-take]
2. Maybe I'm Amazed [From One Hand Clapping]
3. Every Night [Live At Glasgow, 1979]
4. Hot As Sun [Live At Glasgow, 1979]
5. Maybe I'm Amazed [Live at Glasgow, 1979]
6. Don't Cry Baby [(Out-take]
7. Women Kind (Demo) [Mono]

ライブ音源を入れるのであれば、同じ曲がだぶっていてもいいのでもっと入れてくれてもいいかなと。無闇に足せばいいってもんでもないけど、せっかくのCDなんだしなぁとは思う。

それにしても、JunkやEvery Nightの原石のごとく荒々しくも美しさが垣間見えるのが、この人のセンスの根源だよなと感心できる。

Hot As Sunは、なぜか一時はまって練習したりもした不思議な魅力を持つ曲。

この後も、Speed Of SoundやVenus And Marsも同シリーズで再発するということで楽しみだ。

2011年6月8日水曜日

大聖堂(中):ケン・フォレット



いやぁ、上巻、中巻どちらも「帯」のあおりが多少大げさなんだけど、読んでるとそれぐらい進めたくなるのがよく分かる。

キングスブリッジは、ハムレイ家の邪魔も入りながらもフィリップの機転で難を退けながら、着々と工事をすすめ、町も大きくなっていく。

何かとターニングポイント的な場面で、忘れた頃に現れるフィリップの弟、フランシス。

棟梁のトム・ビルダーのところには、エリンが戻り、彼女の息子ジャックも一職人として大聖堂建設に携わる。

悪人の描かれ方が絶妙。時代のせいか、民衆を顧みない権力者は本当に悪にしか映らないな、と。

とにかく、続きも読まねば。

2011年6月5日日曜日

Steel Ball Run: 24巻

STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 24 (ジャンプコミックス)

ついにSteel Ball Run、ジョジョの奇妙な冒険7部が完結しました。

今シリーズは、途中から連載が週刊少年ジャンプからウルトラジャンプと月刊誌に移り、正直どうなるのか心配な部分もあったんだけど、月刊になったことからか絵の書き込みがこれまでにないぐらい凄みがあり、毎月ではないものの1回あたりのボリュームも多く、移籍が好転したんだと安心できた。荒木先生すげぇ。

ということで、過酷なレースも終わりました。最終的にはボスは大統領からディオ様に代わり、まさかのザ・ワールドッ!

6部のときもそうだけど、この終わり方がいいのか正直わからないけど、物語としては良かったかなとは思う。

既に8部もスタートということで、今後もジョジョに期待ッ!