2012年9月11日火曜日

Miles Davis

適当にJazzをかじる程度に聴いてますが、この人はほんと通らずにきましたね。もちろん、オムニバス盤とかでちょこっと聴いたことはありますが、アルバム通してというのはこれが始めて。

 

まずは「電化マイルス」というキーワードと共に名前だけはちらほら耳にしたことがある「Bitche's Brew」。冒頭の"Pharaoh's Dance"を聴いた瞬間、正直Jazzからはみ出しちゃってますね。Soft Machineの4や5を聴いているような感覚におちいります。

もしかしてとメンバーを確認して納得。後にWeather Reportを結成するWayne ShorterやJon Mclaughlinなど'70sフュージョン旋風を巻き起こす立役者が参加しているからなんですねぇ。どおりでと素直に納得。

とJazzの巨人のJazz的な要素を味わいたかったところ、うれしい不意打ちを喰らってしまいましたので、もうちょい前の時代のアルバムをということで「Round About Midnight」を聴いてみましたところ、これはJazzだな、と(笑)

 

そして馴染みあるこの感じは?ということでまたまたメンバーをWikipediaで調べてみると、納得の1枚。John Coltraneが参加しているのと、冒頭の「Round About Midnight」にTheronious Monkが作曲に関わってますね。Monkの「Himself Monk」の最後の曲が「Round Midgnight」だったのと、Coltraneが参加していることを思い出しました。

サウンドは正反対の2枚なんだけど、いきなり馴染みっぽい感じのところにぶつかってよかった。次は何を聴こうかな?