さて、今週の掘り出し物(?)ですがあまり聴いたことないロックの王道を攻めてみました。
・Chicago II
邦題「長い夜」、25 or 6 to 4が含まれる2枚組(LP時代)ですね。Chicagoはいわゆるブラスロック時代よりも「16」以降のAOR路線の方に馴染みがあり、Peter CeteraやBill Champlinが好きです。昔、今はなき西武デパートのCDショップWAVE(だっけ?)で無料で手に入れたワーナーの「Forver Young」シリーズのカタログ(今でもリマスター盤での新Forever Youngがシリーズ化されてますね)を眺め、Chicagoのコーナーが16からだったのでそれまでのブラスロック時代のChicagoに興味があった訳ですが、ようやくその時代のオリジナルアルバムを聴いてみました。
まぁ、25 or 6 to 4は知っていたから再確認として、後は随分骨太な「アメリカン」なブラスロックですね。これはこれでかっこいいし、時代を表しているなぁと思う。
・England's Newest Hit Makers - The Rolling Stones
さてStonesの記念すべき1枚目。自分はBrown Sugar~It' Only Rock'n'RollといったMick Taylor在籍時を好んで聴いてますが、'60sはJumping Jack FlashやPaint It Blackなど好きですが、'70sほどでもなかったんですね。手持ちもHot Rocksしかない。
ということで、ファーストですが正直なんか煮え切らない感じの、もうちょっとよく言えば原石のままの若い感じが印象的。自作よりもカバーが多いのも微妙。US的黒っぽさはいいと思うけど、先にデビューしているBeatlesと比べたら悪いけど、一見冴えない感じ。恐らくこの辺はプロデューサーの差ではないかと思ってます。
・Toward The Sun - Druid
昔持ってたんですが、売っぱらってしまったので改めて聴いてみました。
うん、やっぱり手元に残さない訳だと再確認www
いわゆるYESフォロワーっぽく、Jon Andersonなボーカルが導くシンフォニックなプログレ。ボーカル、キーボードは及第点。しかし、DrummerもしくはGuitaristどちらかがもうちょっととんがっていれば、また随分違った印象だったかと思うんだけど...
とりあえず、十数年ぶりに聴けてうれしい。
今週の発見はこれだけにあらず。元YESのJon Anderson、Travor Rabinのソロも発見。特にRabinの方は90124というタイトルでリリースされたYESの90125(だけじゃないけど)のデモ。この辺はまた別記事で綴りたいと思います。