2014年3月31日月曜日

吉川三国志読了

孔明の死で終わるのが、物語として1つの終わりを形作っているという著者の意図に共感できるものの、三国演戯や十八史略でその後も読んでいただけに、司馬一族の台頭っぷり、姜維を始めとする残された蜀の抗う様、英雄的要素の減衰著しい孫呉の帝位、など物語として読み応えがないわけでもない。ただし、吉川氏の言及どおり英雄の小粒感は否めないので、氏が孔明退場で物語の幕を閉じた理由はよく分かる。

一応、追補巻で大雑把に晋による中華統一までは読める。

日本人向けにアレンジしていたとのことで、読みやすさが群を抜く。

これが「青空文庫」として無料で堪能できることに、関係各位に感謝。Kindleでも出ているのでKindleで一括管理したい場合はそちらをおすすめするが無料版は最後まで出ていなそう。一括まとめ版もあるのでそれでもよいかも。

日本の古典として、楽しめる中国史の1つとして、読み継がれて欲しい作品である。

 

2014年3月30日日曜日

さらなるLEGOブーム

兄ちゃんのLEGO見て末っ子も欲しがり出した。

君もお年玉の残りを搾り出しなさい、ということで自分で買わせる。

みんなで黙々と組み立ててましたね。

 

2014年3月29日土曜日

LEGO

何を思ったのか長男がLEGO欲しいと今さらながら訴え始める。

お年玉の残りで買えばいいじゃない?ということで、自分で買ってもらった。

近所の電気量販店では尼より安かった。

 

2014年3月26日水曜日

平均律クラヴィーア1集&2集<抜粋> グレン・グールド

片付けていたら出てきた。今のiPodに入っていなかったので、早速リッピング。

平均律は幾分単調で飽きがくると思い、聴いていなかったが、久々聴くと印象代わる。

確かに通して聴くと単調な部分は正直あるものの、1曲1曲の「いいところ」が分かってきて楽しい。

それほど大袈裟な演奏でないこともあって、長く聴いていても疲れない。帰りの電車でぼーっと聴いて目をつぶっているだけでも落ち着ける。

ピアノやっている人間ではないのだけど、こういう練習曲っぽいのがきちんとした曲となっているところが好き。そういえば、ソルとかタルレガとかギターにもそういうのありますね。

ピアノの旧約聖書と呼ばれているらしい。

グールドのゴルドベルグ変奏曲も久々に聴いてみたくなった。

 

2014年3月24日月曜日

Nathan East

  1. 101 Eastbound
  2. Sir Duke
  3. Letter From Home
  4. Moondance ft.Michael McDonald
  5. I Can Let Go Now ft.Sara Bareilles
  6. Daft Funk ft.Byron“Mr. Talkbox"Chambers
  7. Sevenate ft.Chuck Loeb
  8. Can't Find My Way Home ft.Eric Clapton
  9. Moodswing
  10. Overjoyed ft.Stevie Wonder
  11. Yesterday (duet with Noah East)
  12. Finally Home <小田和正 氏 提供(作曲)日本盤にのみ収録>
  13. Madiba ft.David Paich ※「Madiba」はネルソン・マンデラの愛称
  14. America the Beautiful ※ アメリカ第二の国歌と言われるスタンダード曲
  15. Four On Six

これがファースト・ソロ・アルバムとか意外。

有名なスタジオ・ミュージシャンが自己のアルバムを多く出せるかというのは、また別な問題ですな。佐橋佳幸や石川鷹彦も多くの人の多くのアルバムで多くの曲を弾いているけど、自分のアルバムというのは少ないもの。

Nathan Eastは既にFour Playというパーマネントなバンドがあるので、そこが彼のホームかと思ってしまった。まぁ、ホームには違いないんだろうけど、多忙なのにソロ・アルバムを出す気力が素晴しい。

ゲストミュージシャンも豪華。やっぱり参加のClaptonやDavid Paichなど。

小田和正の多くの曲でベースを弾いているので極めて親近感あるのと、Claptonのベーシストとしての活躍は広く知られており、なにげに多く耳にしているベーシストかと思う。今回は、小田さんが曲を提供しているということもあり、国内盤で購入。

Four Playのセルフ・カバーや面白いところではPat MethenyのLetter From Homeのカバーがあるところ。彼の幅広い音楽性が分かって面白い。

Yesterdayといったスタンダードすぎるカバーをやるとは思わなかった。最初聴いたとき、えっ、Yesterdayかよ!?と思ったがこれがなかなかいいカバー。

Finally Homeは小田さん提供の楽曲。Nathanのしっとりしたボーカルが効いたバラード。らしいと言えば、らしいメロディ。歌詞はNathanによるもの。本作は日本盤のみのボーナストラックなので、ゲットしたかいがありました。

ラストを飾るのはWes MontgomeryのFour On Six。こういうのはハマリすぎ。先のPat Methenyといい、Wesといい、先人ベーシストではなくギタリストたちの曲をあえて選んでいるのか面白い。

全体的にNathanの幅広い音楽的嗜好がちりばめられた、ソロ的なアクが強くなく、いつものように呼ばれて弾きましたwみたいな肩の力の抜けた、ベテランならではの良作だと思います。

ついでにオフィシャル・サイトも覗いたりなんかして気づいたのは、昨年結構聴いていたDaft PunkのGet Luckyのベースが、彼のプレイによるものとか。今さら気づいて恥ずかしい。PVでは、銀色仮面がベースだったので、ずっとDaft Punk本人のプレイかと思ってた。CD買っていればスリーブ記載の参加ミュージシャンとかで分かるんだろうけど、Music Unlimitedで聴いていたが、さすがにそういうのまでは分からないw

 

2014年3月23日日曜日

日曜日

ちびすけ2号が咳がひどいため、サッカーはお休み。

とりあえず、長男と買い物。

昼になるころには、2号は熱も出てきた。

3号は練習あるので、途中で見に行く。1つ下の子が参加していたけど、結構うまい。うかうかしていると差がつくなぁと思いながら見ていた。

帰宅後、長男とバスケットボールを買いにスポーツ用品屋さんに行く。中学の部活をサッカーかバスケか考えているらしいが、ほぼバスケに決めたとのこと。で、バスケットボールが欲しいとか。

お気に入りのボールは見つかったが、買ってから気づいたがマイボールを買うより先にバッシュが必要じゃないの?まぁ、最初にうちから試合に出ることないだろうから様子見ながらでもいいんだろうけど。

夕食は鶏肉と大根のカレー。カレーに大根がすっかり定番化している。最近はジャガイモより大根の方が煮崩れしづらいし、味も染みて旨いのではないかと思っている。

2014年3月22日土曜日

土曜日

午前中に泊りに行っていたちびすけ達を迎えに行く。

午後はちびすけ3号のスイミングスクール。サッカーもないのでもてあます体力をここでいかんなく消費してもらう。

その後時間もあるので、図書館に行ってちびすけの本を借りる。

帰宅したら長男の友達4人ほどが遊びに来ていた。Wiiやりながらワーワーと騒いでいたが、こちらはヘッドフォンしながら作業していたので、まぁ大丈夫。

もうすぐ中学生になるから、声変わりしている子もちらほらと。

昨日注文したNathan Eastのソロ・アルバムと春樹訳のサリンジャー作「フラニーとズーイー」が到着していた。

夕食は鶏肉のシチュー。

 

2014年3月21日金曜日

文房具、おはぎ、夜のドライブ

ちびすけ3号の文房具を買いに事務キチへ。結構、混んでいて駐車するのも一苦労。

自分は始めての事務キチだったが、結構楽しい。画材(色鉛筆、用紙)が豊富なところがいい。なぜかトランプやガンプラまで売っている。さらにどうしてだか、長男がチェスを欲しがったので買ってあげる。500円だし、まぁ、いいかと。

そうこうしているうちに、お昼も大きく過ぎ、そのままおはぎ作りにはーちゃんちへ遊びに行く。

おはぎ作って食べながら、ちびすけ達はWiiやったり、人生ゲームやったりと堪能し、そのままお泊りすることに。

自分だけ帰ることにし、なんとなくドライブしてから帰る。田谷~小袋谷~鎌倉~腰越~手広とぐるっとまわって帰る。

2014年3月20日木曜日

卒業式

長男の卒業式。

入学式、運動会以外の行事で顔出したのは、昨年暮の演奏会のみ。まぁ、卒業式ぐらいでないとね。

あいにくの雨で気温も低め。

卒業証書授与が少々変わっていて、まず生徒たちが入場する際に「舞台から一人ずつ降りてくる」のだ。まるで、ファッションショーのように。で、最初に袴を着ていた女の子の印象が強い。

で、証書をもらう前に一言今後の抱負めいた宣言を息巻くという変わった式。漫画家になりたいとか、ゲーム会社でゲーム作りたいとか、サッカーでレギュラーになるとか、一生の友達を作るとか、各々色々宣言してました。

うちの子のは内緒ですw

昼過ぎまではずっと卒業式。

昼は2号とスーパーでお弁当買いに行って、帰ってから3号とお昼。2号は自分用に海苔巻きを買っているところが笑えた。3号にはハンバーグ弁当。自分は家にあるもので済ませる。

長男と相方が謝恩会から帰ってくるものの、相方はそのまま飲み会へ。長男は疲れたからいいと留守番組へ。

めずらしく2号が「ママが早く帰ってきて欲しい」とぐずりだす。

2014年3月19日水曜日

太陽のトマト麺

さて、ちょっと更新サボってましたが、3月分まとめて更新していきますよ。

お昼は本社だったので、オフィスに戻りがてら久々に太陽のトマト麺食べた。セットのねぎ塩ご飯は塩効きすぎだと思うけど、外食だとこんなもんでしょうね。

トマト麺は相変わらず旨かった。ご飯でなく、替玉が正解かと思う。

 

2014年3月16日日曜日

日曜日

午前中買い物。

午後は15時半すぎに散歩。音楽聴きながら6kmほど歩く。下1枚にしたにもかかわらず、もうコートでは暑い。

 

夕食は豚肉と舞茸の炒め物とポテトサラダ、かつおのたたき。

 

2014年3月15日土曜日

土曜日

ちびすけ3号がインフルエンザなので、外に連れ出せず。

自分ひとりで午前中に散歩がてら、先週気になっていたパンを買いに。

お昼にはーちゃんも着たので、一緒にお昼。トマト・スパゲッティを大量に作った。

午後からは長男も遊びに行き、2号もサッカーなので3号はほんとヒマそう。ずっとゲームさせている訳にもいかないので、折り紙で紙飛行機をたくさん作った。

 

2014年3月14日金曜日

Led Zeppelin リマスターデラックスエディションによる発売決定

いきなり、I~IIIが同日発売となります。

この手の定番で、1枚もの、2枚組(ボーナスCD付デラックスエディション)、LPまで付いたスーパー・デラックス・エディション、というラインナップで発売決定。

できれば、LP付が欲しいが「大変な贅沢」なのであきらめざるを得ません。

そういえば、昨年中古ボックスそろえてスタジオ曲全曲制覇したとこだったのに...

今後出るであろう、IVのみスーパーデラックスエディションにして、あとはデラックスエディションにするかなぁ。

 

2014年3月11日火曜日

凍てつく世界 - ケン・フォレット

フラニーとズーイーを探している間に見つけたケン・フォレットの新作長編。すでにIV巻まで出ている。

かさばるなぁと思ったのでKindleで検索したがまだ電子化されておらず。まぁ、いいかと思い乙一のThe Bookと共にゲット。

さて、これは第二次世界大戦に絡む様々な国の様々な家族、人物を描いた群像劇。

ケン・フォレットが得意としているスタイルで、登場人物から「巨人たちの落日」の続編であることがわかる。なんでも、「巨人たちの落日」から100年物語3部作と銘打っているので本作が2作目になるもよう。

久々なので、前作の登場人物の細かい部分を忘れているけど、正直前作を読まなくとも楽しめる。

あれから時代が流れてそれぞれの家族の子供たちも登場。しかし、時代はファシズムが台頭する暗い時代。

本書を読んで軽く衝撃を受けたのは、イギリスでもファシズムの風が舞い起こっていたこと。今さらながら不勉強極まりない。ドイツ、イタリア、スペインだけでなく、あのイギリスにもそのような政治的兆しがあったことをまったく知らなかったので、小説というフィクションとは言え大変参考になった。

時代のせいとするにはあまりにも残酷な世界となるよう、そういった「狂気」に人は惑わされてしまうものなのか?

そんな厳しい時代でも、やっぱり人は誰かを好きになって心身焦がしながら、一喜一憂する。「愛」だけで世界は救えないかもしれないけど、「愛」なくして世界は明るくならないなぁ、と思ったり。

まだ1冊目だけど「凍てつく世界」、原題「Winter Of The World」とはよく言ったものだ。

 

2014年3月10日月曜日

Goodbye Yellow Brick Road Deluxe Edition - Elton John

これまでほとんどノーマークのElton John。先日のTransatlanticのカバーが良すぎてオリジナルが聴きたくなった。

邦題の「黄昏のレンガ路」ってのが、また詩的ではまる。

しんみりくるメロディライン。Gilbert O'Sullivanとはまた違う味でいいですね。これぞ英国ポップですな。

ちなみに手持ちのElton Johnと言えば、単品タイトルではとくになく(マークしてないのでw)John Lennonの最後のライブ、正しくはElton JohnのライブにLennonが飛び入りしたとき、Elton Johnが一緒にWhatever Get You Throught The Nightを歌っているのを持っている。

多少キワモノっぽい目で見ていたが、食わず嫌いだったかもしれない。

 

Friday Night In San Francisco - Super Guitar Trio

先日、Paco De Luciaが亡くなってしまったが、彼の名を聞いてまっさきに思いつくのがこのSuper Guitar Trioのライブ。

Paco、Al Di Meola、John Mclaughlinのアコースティック・ギターのトリオだが、冒頭3曲はデュオ、残り2曲がトリオでの演奏となっている。

初めて聴いたのは20年以上前かと思うけど、最近聴いていなかったので久々に聴いてみた。

やっぱり、いつ聴いても冒頭のMediterranean Sundanceがすごい。

 

2014年3月9日日曜日

散歩、カレー

午前中は買い物。

お昼は鶏肉と大根の煮物を作って、納豆ご飯。珍しく麺類でない。

片付けや夕飯のカレーの支度しながら、長男とP4や未確認で進行中を見る。未確認~は腹抱えて笑う。いいつぼついてくる。

夕方から散歩。さほど寒くなく、歩いているうちに暑くなってきた。近所の稲荷神社でも梅の花が満開となっていた。

結局手広の先まで行ったところでトイレに行きたくなったので、スーパーたまやにふらっと入ってトイレ借りて、ついでに店内をチェック。ここのたまや初めて来たが、パン屋がうまそうだ。今度買いに行くか。

夕食は豚バラと大根のカレー。

 

2014年3月8日土曜日

土曜日

長男がお別れサッカーなので、3号と留守番。

お昼前にイトーヨーカドーに行ってポケモントレッタやらせる。

夜もサッカーのお別れ会だというので、3号と留守番。鶏のからあげ作ったので、ドラえもんの映画見ながら食べた。

 

2014年3月4日火曜日

The Book - 乙一

いわゆるジョジョ4部のノベライズ。全編オリジナル・ストーリー。

乙一と言えば恐怖、恐怖と言えば乙一。ええ、今考えました。けど、そういう風に捉えている作家。

これまでもノベライズがあることは知っていたけど、まぁべつにいいかという感じでスルーしていた。先週、春樹訳のフラニーとズーイを探していたところ肝心のそれは見つからず、本書が文庫になっていたので、ケン・フォレットの長編と一緒に買った次第。まぁ、半ば出会いがしらみたいなもので、さほど期待せず読み始めてみた。

杜旺町で起きたある事件をきっかけに、いつもの面々が事件の真相を探る、というストーリー。「いつもの面々」よりも本作の中心人物に関する部分がやはり面白い。

ひとつ難癖つけさせてもらうならば、スタンド名がミュージシャン関係でなさげ。bookがつく曲名などあるだろうに。

こうなると、西尾維新の<DIO物語>も気になる。

2014年3月3日月曜日

Kareidoscope - Transatlantic

前作The Whirlwindから5年弱って、もうそんなに経つ?といささか驚いているプログレ・スーパー・バンドのTransatlanticの新作。

昨年終盤にStolt先生率いるThe Flower KingsのDesolation Roseが出たばかりだったので、せわしないなと思っていたけどTransatlanticとしては適当に間が開いてたんですね。

今回は、前作のメドレー形式で大曲1曲という構成とは変わって、初期2作品と似たような大曲+小曲を織り交ぜた定番構成。

冒頭Into The Blueと〆のKareidoscopeが大曲。Into The BlueはPink Floydっぽいサウンドイフェクトから始まり、徐々に盛り上がっていく彼らならではのシンフォ・ロック。

続くShineは先行してPVも公開されていたが、彼らの歌心が堪能できる良品。プログレ然とせずにこういう歌物を大事にしているところがいいですね。

Black as the Sky、Beyond the Sunも歌物。

ラストはタイトル曲Kaleidoscope。いかにもという感じのフレーズで始まる長尺曲。Into The Blueよりもこっちの方が好き。

さて、お楽しみのボーナスディスクは恒例のカバー集。

いつものProcol HarumやYES、King Crimsonといったプログレ本家だけでなく、意外なところではElton JohnのGoodbye Yellow Brick Roadをカバー。これがまた「ものすごく、イイ!!」。Elton Johnはまじめに聴いてこなかったけど、見直した。

YESではAnd You And Iを取り上げている。さすがにJon Anderson風なボーカルがいないので、キーは落としているもののさすがの再現力。

CrimsonからはIndisciplineをカバー。まじか。どちらかというとDisciplineの方が好きだけど、その場合Neil Morseはアコギになるのか?

他にもMoody BluesのNights in White Satinなどもカバー。Focus以外はUKバンドばかり。うん、分かるよ、その嗜好w

海外のプレグレ・イベント、Cruise To The EdgeにはTransatlanticとThe Flower Kings両方が登場予定。来日して欲しいものです。