2016年8月9日火曜日

Cured - Steve Hackett

ソロ5作目は大きな方向転換をしてきた。

わかりやすいところでは、まずジャケット。愛妻プーアのイラストではなく、Hackettのポートレイト。しかも、南国かどこかでくつろいでいるのqろうけど、笑みもどこかイゴコチガ悪いのかw

前作のメンバーからキーボードのMick Mugnusのみ残してレコーディング。

ドラムはドラム・マシンで、そして一番の驚きはHackett先生自ら全面的にボーカルをとっていること。その辺は冒頭のHope I Don't Wakeや続くPicture Postcardで意外と歌いっぷりのいいところが楽しめる。

The Air-Conditioned Nightmarのような従来のスタイルのインストもある。

AsiaがやりそうなFunny Feelingの路線は後のGTRにもつながりそう。後半はクラシック調の曲が目立つ。

バラエティ豊かと言えば聞こえはいいが、ちょっと通して聴くと散漫な印象は拭えない。