平成ライダー2期の最初を飾った名作仮面ライダーWの漫画化。原作にTVシリーズの脚本を担当した三条陸ということで、TV版のその後が描かれるとあってはファンとしては買うしかない。
しかし発売日を素通りして週末に書店に行くも見つからない。尼を除くも入荷待ち。W人気を裏付ける嬉しい誤算なのだが、読めない悔しさもある。仕方なく尼で予約注文。
探偵物ということで、変身ヒーロー以前に物語としてプロットが組みやすいのかもしれないが、よくできたストーリー。ガイアメモリを管理していたミュージアムが崩壊し、そこにとって変わろうとする闇の組織が見え隠れする。このまま、実写で再現してほしいくらい。
漫画には漫画の良さもあり、各キャラクターの表情もいいし、翔太郎の甘さ、鋭さが同居する部分もうまく描いていると思う。多分始めてWに触れる人でも結構話に入り込んでしまうのではないかと。
今後も期待の作品。