2022年12月12日月曜日

シングル・コレクション ザ・ロンドン・イヤーズ | ザ・ローリング・ストーンズ

シングル・コレクション(ロンドン・イヤーズ)

初めて見かけたのは輸入盤で当時よくあったレコードサイズのボックスセットだった気がする。70sストーンズにハマっていたせいで、当時はあまり購買意欲をそそられなかったと思う。後年、縦長ロングサイズボックスになったものや普通に2枚組・3枚組のケースのも見かけたけど、その時も他に買いたいアルバムやボックスもあったので、その頃はストーンズには一段落してしまったこともあり、優先順位が低かったのだ。

後年機会があって聴いたけど、初期のR&B色の強さがまた違う顔の魅力があっていいなと思う。

初期はカバーも多く、2枚目のシングルはレノン=マッカートニーのI Wanna Be Your Man、ビートルズではリンゴがボーカルだが、ミック・ジャガーの歌い方、バンドのアレンジがR&B色強く、面白い。とにかく初期のカバー中心のところからオリジナルが増えてくるところに成長というかバンドの広がりを感じる。

詳しくないんだけど、収録曲すべてがシングル・バージョンではないみたいので、ちょっともったいない。
ホットロックスみたいに、デッカレーベルなのに悪名高いマネージャー、アラン・クラインによってブラウン・シュガーやワイルド・ホースがどさくさ紛れに入っているのも時代だな、と感じる。