今年の5月に来日予定とのことで、未聴のアルバムを聴いてます。
本作、もう10年以上前何だねぇ... なかなか買う機会がなくて、クリムゾンやポールがボックスセット出し過ぎでとにかく予算の確保が
できなかった。正直、今はストリーミングで聴いてます。Amazon Music Unlimited
で、相変わらず「陽」のプログレ。なんでスウェーデンのバンドがビーチボーイズを彷彿とさせるアメリカ西海岸のテイストをまとっているのか?ほんと、不思議なバンド。
本作一番のお気に入りは、「Mega Moon」。もうムーン・サファリならではの1曲。コーラスも重厚で、クイーンを彷彿とさせながらもその展開がジェントル・ジャイアントのような複雑さ。この展開は予想できんだろうと思いながら、何度か聴いて気持ちよくなってくる。
前作のA Kid Called Panicを彷彿とさせるToo Young To Say Goodbyeでグワしっと掴まれる。
本作で注目したいのはプログレ然としないギター1本の弾き語り、My Little Man。これがなかなかのメロディ。もうプログレとラベル付ける意味がなく、ただただ良質な音楽のに乗っかれる様が素晴らしい。今後、こういう曲が増えていったしても全然問題ない。
うん、Lover's Endに負けない傑作とも言えます。これはVol.2を聴くのが楽しみ。