iTunesのキャンペーンでレンタル100円というので、観てみた。iTunesで映画観るの初めて。じっくり映画観たのも久々。
やっぱりiPad(miniだけど)で見る分には申し分ない。ただ、どうしても画面がてかって反射しているので暗い場面などは幾分見づらい。TVの方がよい。
さて、ウイルスで人類が激減、変貌した退廃的な世界にただ一人ワクチンの研究を進める主人公。
ゾンビものっぽいようでそうでなく、世界の終末に孤独であることの辛さが描かれている。
主人公がCDストアで「Gの棚まで来た」というあたり、なんとか孤独に耐えつつ日々を過ごしてきた様子が感じ取れる。それをまた店主として座らせているマネキンに語りかけるあたり、精神の均衡を保つためなのか、既にその均衡が崩れているのかきわどさが垣間見えて、怖い。
客としてマネキンが立っており、いかにも次のシーンでバァーッと動きだしそうでこれまた異様さ高まる。
長きにわたる相棒を務めた愛犬との別れのシーンや、生き残りの親子との出会いなど物語は進んでいくんだけど、あのCDショップのシーンは本当に異様。
まぁ、全体通しておもしろかったです。
後でWikiをのぞいてみたら、今回見たのは別エンディング版ということだったけど、違和感なく物語として受け止められる終わり方だったのでよかった。
iTunesのレンタルは30日間視聴権利があり、再生後48時間以内に視聴を終えること、という感じになっているので、「タイタニック」や「ベンハー」みたいにえらく長いものでなければ、さほどあわてずに観れるかな、と思います。