2013年7月29日月曜日

シャーロック・ホームズ

シャーロック・ホームズ(日本語吹替版)
ガイ・リッチー
価格: 1,000円
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posted with sticky on 2013.7.29

どこかで見た覚えがあると思ったらアイアンマン、ロバード・ダウニーJrでしたね。

これまた随分違ったデフォルメをしたホームズ像ではあるけど、拳闘家としての格闘センスをアクションシーンで存分に見せ、原作でも推理以外は駄目人間としている部分も、相当駄目な人間性として強く描いており、これはこれでありかなと思うキャラ。舞台は原作どおり18世紀のロンドンだが、どこかスチームパンクで灰色なところが特徴。

原作のエピソードをピックアップ、マッシュアップしたようなストーリーではなく完全オリジナル。黒魔術的な事件と思わせる事件をホームズが科学的な裏付けを発見していき、真相へ辿り着く、というもの。

登場人物は相棒のワトソン先生を始め、ハドソン夫人、「あの女」ことアイリーン・アドラー、レストレード警部、などなじみのところが固めている。最後はやっぱりモリアーティ教授の存在を匂わせ終わる。

既に推理小説の古典の域にある作品から、別な魅力を引き出したとは思う。まだ観てないけど、最近は近代的なホームズとしてTVシリーズもあるようだし、こんな形で時代時代で語り継がれていくのもホームズの物語のいいところなのでしょう。

アクション映画としての側面が強いので、ちょっと前にやっていた「Lupin」もルパンものとしては大変よくできていたので、あんな感じでいろんな事件をマッシュアップしながら描く映画もありかもしれない。

という感じでひととおりレビューを終えて、あえて★をつけると

・バトルシップ ☆☆☆☆☆

・プロメテウス ★☆☆☆☆

・プライドと偏見  ★★★★★

・シャーロック  ★★★☆☆

といったところでしょうか?

こうして上期で5本も映画みたのであれば、近頃まったくレンタルも行かない(会員期限も切れたまま放置)ので上々ですね。