年初に急遽U.S. Boxとして所謂アメリカ盤というものがリリースされた訳ですが、何故か最新リマスターを使ってしまったことで、ミックス違いなどを楽しむマニアの不評を被ってしまった訳ですが、何年か前に当時のU.S.盤に準拠した音源Capitol Albumsがリリースされ、そのとき出た本がこれ。
著者は、ロック、ポップス、ジャズなど幅広い分野で著作がある。
遅ればせながら読んだのだけど、いいですね。別途Capitol Boxが欲しくなります。というかここ最近ヤフオクでチェックし始めている自分がいますw
単なる音源紹介だけでなく、いかにしてアメリカでのマーケットに食い込んで行くか、食い込んだ後のセールス維持・向上をどうしていくか、と言う結論の1つがアメリカ盤であり、日本含む各国独自編集盤というものに繋がっていくのがよく分かります。
さすがに最近出たJapan Boxには動かされはしないけど、当時はネットもなく情報もまとめられていなかったので集める側は大変だったかと思う。