先日中古で108円でゲットした男女デュオEBTGのサード・アルバム、Baby, The Stars Shine Brightです。
なんだかんだで、セカンド以外20年がかりで揃ってきましたぞ。
一昨年にリマスター+ボーナス・ディスクのデラックス・エディションがリリースされてますが、まずはこちらで楽しみたい。
冒頭のCome On Homeや4曲目のCross My Heartはベスト盤にも選曲されていることもあり、文句なく本作のハイライトか。
アコースティックを基調としながらも、ここでは結構ゴージャス目なストリング・アレンジで幾分余所行きのきらびやかさでドレスアップされているんだけど、この辺は好みでしょうか?
どちらかというと普段着の彼らの方が好きな気もするが、何度も聴いていると、これはこれでありだなと。
すべての曲でストリングゴリ押しというわけではなく、Ben Watt作のDon't Let the Teardrops Rust Your Shining Heartではシンプルに素材の良さ、芯のあるTracyのボーカルでしんみりできる。
5作目のLanguage Of Lifeほど洗練されていないものの、 Sugar Finneyの切り出し方はEBTGって感じで好き。
Come Hell Or High Waterは3拍子のゆったりとした1曲。このタイトルは言わば慣用句で「たとえどんな困難があろうとも」みたいな意味。勉強になります。本先はCome On Home、Country MileやLittle Hittlerが3拍子の曲で、ひょっとして本作が一番多い?
ラストのLittle Hitlerは牧歌的な歌に聴こえるけど、タイトルから察するように結構不安を煽るような歌。
やっぱり、名曲Cross My Heartをヘヴィ・ローテーションしてしまいますなぁ。
しかし、ジャケット・デザインもだけど2人の髪型はちょっと微妙w