大瀧詠一のEach Time収録のこの曲を知ったのは、中学生の頃。風邪で寝込んでいるときに、FMヨコハマを聞いていた時に流れた1曲だった。
この時は題名も歌手も聞きそびれたので、随分後になるまで正体が分からなかった1曲。
同じ頃、同じくFMでかかっていたHi-Fi Setの曲は、歌手名、曲名、アルバム名に至るまでバッチリ覚えたが、「木の葉の〜」はネットなんかもないのでオンエアされた曲のを後から追う術が分からなかった。
で、この曲の良いところは歌詞。「時計は無言で回るけれど、面影ばかりは消せないね」という出だし。そして大瀧詠一の渋い声。14,5のボウズにとって幾分背伸びした大人の歌詞だが、これにやられたんだな。
作詞は盟友松本隆と共作。Bメロの「都会(まち)がくれた粋なはからいさ」や「都会(まち)がくれた罪な偶然さ」という部分もいい。
ほんと永らく分からずのままで、一時は稲垣潤一と思い込んでいたww
ALFEEの坂崎師匠や山下達郎のラジオでゲストとして出ていることがあって、面白かったことを思い出す。もう亡くなってしまったとのことで残念だけど、彼の作品は多くの人に歌われ、より多くの人に愛され、今後も聞き続けられるでしょう。