プライムビデオが開始する前はいつ始まるのかとネットでも話題になり、サービス開始後も同種の定額見放題のサービスで後発ながらも、まずまずのラインナップとプライム会員なら「無料」という価格設定で驚かせてくれたばかりの尼ですが、いきなりしれっと始めた感のあるこのプライム・ミュージックを使ってみた。何せ追加費用がかからないからw
既にApple Musicを皮切りに国内でもGoogleなど定額聴き放題サービスが始まっていて、どんぐりの背比べっぽい感じ(気持ちApple Musicにアドヴァンテージを感じる)がして、かつてのMusic Unlimitedの時の興奮は感じることができず、手を出さなかった。しかもApple Musicで既存手持ちライブラリへの悪影響なども報告され、手を出すのがおっかなかったりしていた事情もある。
今回尼のプライム・ミュージックを覗いてみて驚いた。正確には小躍りしそうな感動があった。
まずは価格。ビデオ同様既にプライム会員ならアプリを入れるだけ。デジタル・ミュージックを購入しているユーザなら恐らく既にインストールされていると思う。
次に100万曲とうたわれている楽曲。ここが肝心だが、プログレ関連を見て「使おう」と決心した。
AnekdotenやSanguine Humといった90s以降のプログレバンドやSoft Machine(全部は確認できないけど)やMoratz & Brufordなどもあり、手持ちでないけど聴いてみたいアルバムが結構あった。新し目のYESもあるが、正直往年の5大バンドの名盤すべてを網羅している訳ではないが、プロレッシャー諸兄なら既に往年のメジャーバンドの名盤はお持ちだと思う。
ちょっと脇道それたり、21世紀のバンドを味わうのにうってつけだと思った。
ということでSoft MachineのBundlesやAnekdotenのNucleus など聴いたりしている。
ジャズの充実度も凄く、Bill EvansやMilesなどは色々ありそう。最近レコードを探しているCurtis FullerのBlues-etteも発見し、嬉しくてしょうがないw
一方できちんと印税がアーティスト側に支払われているのか心配になる。いい音楽がお手頃価格で楽しめるのは言うことないが、アーティストがきちんと然るべき対価を得られないことには今後いい音楽が出てこなくなる。音楽ファンの一人として適当にお気に入りアーティストに貢いでいるけど、それはやっぱり応援したいからであり、不当に音楽のみ享受したい訳ではないからだ。
ちなみにジャンルで探す際はアプリではなく、ブラウザで尼サイトにアクセスした方が探しやすい。「ライブラリに追加」としておけば、アプリ側に表示されるようになる。