2023年3月11日土曜日

1000 Hands | ジョン・アンダーソン

1000 Hands

昨年の3月4月あたりにゲットして一時まあま聴いていたがレビューしてなかったとは。
元イエスの看板ボーカリスト、ジョン・アンダーソンの久しぶりのソロ・アルバム。自分も毎回全部買うほど追っかけてたわけではないので、物凄く久しぶりに買ってみた。多分前回買ったのはEarth Mother Earthだったと思うから、相当昔。いや、純粋なソロでなければジャン・リュック・ポンティとのデュオやアンダーソン・ストルト、ARWなども聴いてましたね。適当に追っかけているじゃん(笑)
今回は制作期間が飛び飛びで長かったこともあってか、合間でイエスのメンバーもゲストで参加しているというので、食指が動いた次第。

1回通して聴いた時はあのジャン・リュック・ポンティとのデュオの雰囲気に近く、正直あまりぱっとしないという印象。しかし、2回目以降じわじわくる感じ。
「Now」に代表されるメロディがところどころ出てきて、トータル・アルバムっぽい具合に仕上がっている。
ゲストの名前につられて手を出したのがきっかけではあったけど、何はさておきこの伸びのある透き通った声よ。何度か聴いているうちに、この歌声が染みわたってくる。
パンチが効いてはないもののシンプルなメロディラインが多いゆえに、一度受け入れるとすっと馴染んでくる。イエスファンの贔屓目かもしれんが。

このレベルのアルバムを乱発されてもこまるけど、これ自体は丁寧な仕上がりになっていると思う。

ちなみに、bandcampでダウンロード購入しました。同時期にラッシュのアレックス・ライフソンのEnvy of Noneもbandcampで購入と昨年はちょこちょことbandcampから買ってました。