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2016年4月28日木曜日

The Snow Goose - Camel

いよいよCamel来日も近づいてきたけど、もうちょっとレパートリー増やしたいよね、とおもむろに図書館でレコード借りてみた。今までちゃんと聴く機会がなかったSnow Goose。まさか全曲再演とかはないと思うけど、代表する1枚には違いない。

ポール・ギャリコの「白鴈」にインスパイアされたアルバムで、まさかの全編インスト。穏やかなイントロに始まり印象的なフレーズのRhayaderに続くところが中々いい。

Latimerのフルートも効果的。ギターととっかえひっかえやっているが、ステージではどんな立ち振舞なのか気になる。

Bardensのキーボードは全編に渡り、場を作り出している要の存在。この音の幕あってフルートも活きるという感じ。

レコードからデジタル録音したんだけど、メドレーっぽい部分が多く、トラックの分割に苦労したw そのメドレーっぽさが、トータルアルバムとして機能している。

1枚通して聴いて「おっいいじゃん」となり、結局CDをポチッとしてたりするのであったw

これでCamelは都合6枚聴きました。

2016年4月16日土曜日

レコード・コレクターズ2016年5月号

久々にレコードコレクターズを買った。ちびすけ3号の試合を観て(負け)、その帰りに散歩がてらT-SITEまで足を延ばして蔦屋書店によったついで。

プログレ特集なので読まずにはいられない。しかもCamel特集もある。貴重な情報源。予習資料。

それにしても叙情派プログレ約230枚のディスクガイドがあったが、自分の持分は約1割。意外と少ないwだって、UK以外のユーロロックは手出しづらい。それでもPFMはもう少し聴きたいし、ロカンダもちゃんと聴きたい。

洋楽マン列伝は相変わらず面白い。

それはそうとプログレ雑誌といえばストレンジ・デイズ。しばらく休刊するとか。以前も急に判型変えてリニューアルしたと思ったら、また元の判型に戻したりと紆余曲折しているが、今度も是非戻ってきて欲しい。

 

2016年4月13日水曜日

Dust And Dreams - Camel

ダスト・アンド・ドリームス~怒りの葡萄(紙ジャケット仕様)

90sのCamelのアルバムで、スタインベックの「怒りの葡萄」をモチーフにした作品。スタインベックもSnow Gooseの時のポール・ギャリコも読んだことないけど、歌詞をつぶさに聴いて味わうわけでもないので、まぁいいかw

音の方はCamelと言えばCamelだが、往年のメンバーもおらずやはりAndy Latimerのソロ・プロジェクト感はある。

長尺な曲はないものの、メドレーというかシームレスに次の曲に移ったりするので、アルバム全体で1曲のような仕上がりになっている。

今度の来日公演をどういうセットリストでやるのか楽しみ。

 

2016年3月29日火曜日

Breathless - Camel

ブレスレス~百億の夜と千億の夢

Richard SinclairとMel Colins参加体制での第2作。通算6作目。

自分としては前作よりこちらの方が好き。

冒頭のタイトル・チューンBreathlessのきらびやかな12弦ギターがこのアルバムのカラーを表している。前作とは違う意味で変質しており、ポップでコンパクトな作風を前面に押し出しているが'78ともなるとそれも仕方ないか。既にGenesisも3人体制となり、ELPやYESも下火な感じなのでさもありなん。

それでもCamelっぽさ溢れるプログレも健在で2曲目Echoesのダイナミックでスピーディな展開は流石。Mirageで味わった興奮が再び堪能できる。

続くWing and PrayerはLatimer/Bardens作でボーカルはBardensが担当している。バックの細かなアルペジオが気持ちいい。

コンパクト路線の1つであるSinclair作のDown on the Farmはいかにもブリティッシュ・ポップな感じだが、これをCamelで出すんだな、と。どちらかと言うとCaravanっぽい。

Summer Lightningは正直あまりいいとこないかな…Latimerがここぞとばかりにギターソロを取っているけど、この人に求めるタイプでないと思う。

You Make Me Smileは佳作。

Echoesと並ぶ中編The Sleeperはクレジットを見るとMel Colinsの名も並んでいる。出だしから少々複雑な展開でプログレッシャーとしては安心できるw

本作を最後にオリジナル・メンバーPeter Bardensが脱退。ゲストで参加しているDave Sinclair(Richard Sinclairのいとこでこちらも元Caravan)がツアーから正式に参加となる。

ギター/フルートのAndrew Latimerと双璧をなしていただけに、ここから先は徐々にLatimerのワンマンバンドになっていく。

2016年3月22日火曜日

Rain Dance - Camel

雨のシルエット(紙ジャケット仕様)

そういえば今年のプログレ・フェス第一弾(二弾があるのか?)のチケットをちょっと前に購入したんだけど、今回はHackett先生とCamel。もちろん先生目当てなのだが、まさか自分でもCamelのライブに行くことになるとは思わなかった。フェスのおかげ。単独公演は主催者側も割高になるだろうからいいね。

ということで彼らの5作目Rain Danceを取り上げてみる。

セカンドのMirageや4枚目のMoon Madnessは非常に好みに合うが、本作の最初の印象は「軽くなった」というか「フュージョンっぽくなった」というか、いずれにせよメンバー・チェンジの影響もあると思う。

特にベースのDoug FergusonがRichard Sinclairになったのは大きい気がする。Mirage全編で聴けたあの野太い感じが良かった。

サックスでMel Colinsが参加。本作ではまだゲスト扱いのようだけど、一聴して分かるあの味がすごい。それでもCrimsonではなくCamelとしての体を保っているところは流石熟練ミュージシャン。

「軽くなった」印象は冒頭のFirst Lightを最初聴いた際にぱっとしないと思ったため。アクセントなく流る感じなのでそう思うのかも。何回か聴いて徐々に良さが分かってきた。終盤のMel Colinsのサックスの斬り込み具合がポイントだと思う。

プログレっぽさというと「Unevensong」。こいつの後半のインスト部分はイケる。フュージョンっぽいんだけどw

続く「Elke」はBrian Enoが参加したアンビエントっぽさある一曲。でも他のメンバーが参加してないんだな。Peter Berdensはその辺は気にしないのかしら。

ラストを飾るのがアルバム・タイトルのRain Dance。BardensのシンセにColinsのサックスがかぶさり、叙情派Camelの真髄が味わえる余韻ある終わり方をする。