- "Already Gone"
- "You Never Cry Like a Lover"
- "Midnight Flyer"
- "My Man"
- "On the Border"
- "James Dean"
- "Ol' '55"
- "Is It True?"
- "Good Day in Hell"
- "Best of My Love"
3作目にして、メンバー追加があったり、プロデューサもBill Szymzyckが加わり、ターニングポイントなアルバム。ロック色を強く押し出したいということで、Don Felderが加入。これでギター3本構成となり、Eagles独特のツインギター、トリプルギターの土台が出来上がる。
冒頭の"Already Gone"(邦題 過ぎたこと)が印象的。
新メンバーが加入して多少バンド内のバランスに影響出るかと思いきや、本作ではカントリー色がうすまったもののBarnieの出番もあり安定している。
2作のバラード、"You Never Cry Like A Lover"(恋人みたいに泣かないで)と"Best Of My Love"(我が愛の至上)で聴けるDon Henleyのハスキーボイスが実に心地よい。Best Of~は全米10位を記録。
Randyの"Midnight Flyer"は、彼ならではのボーカルが堪能できる隠れた名曲。カントリーフレーバーもさりげなく感じられ、こういう曲があるからこそEaglesという雰囲気が出ていい。彼はもう1曲"Is It True?"で素晴らしいボーカルを披露してくれている。そのバックでGlen Freyのスライドギターがこれまたしっくりくる。
Tom Waitsのカバー、'Ol 55は後でオリジナルを聴いたが、やっぱりこのEaglesのカバーが好き。Glennのチョイスだと思うけど、いいセンスが感じられる。当時、Tom Waitsはこのカバーに否定的な見解を出していたが、後年取り下げている。