VIIIが昨年出てたのは知ってましたが分冊だったので、Part IIまで出てから読もうと思ったのでようやく購入。
VII巻でメニー・メニー・シープの成り立ちがわかったわけで、一気にI巻の時代に戻る。ここでイサリの視点でI巻の諸々の出来事が描かれる。
冬眠からの目覚め、ダダーとの邂逅、カルミアンとの連携を経て、総督代理のユレイン3世の真の目的を理解しつつも、植民地解放に東奔西走するセアキ達に吐露できずにいる様が歯がゆいが、それも人の姿を捨てても人間味ある心情が描かれていてよい。
セアキ家に仕えるAIフェオドールもまだまだ見せ場あり。ラバーズもどう動くのか?先が読めずに悶々としてしまう。