2024年9月16日月曜日

イエス来日公演@昭和女子大学人見記念講堂

さて、ライブ前になんとなく新宿のディスクユニオンでも覗くかと思い新宿まで出る。新宿来るのも久しぶり。
ディスクユニオンは意外と空いてたけど、これといって欲しいものもなく、と言うかあまり無駄遣いしないように意識したので、ここでは無理して何か買わずに退出。

せっかくなので、駅に戻って数年ぶりにベルクへ。15時台だったが満員。相変わらずの人気に驚く。ビールとポークアスピックを注文し、空いてる立ち飲みカウンターに滑り込み、ささっとビールとポークアスピックをいただいた。ちょっと慌ただしいながらも旨いものをお腹に入れられて満足。

ビールとポークアスピック
そこから三軒茶屋へ。

会場は昭和女子大学人見記念講堂。自分は初めての会場。会場に向かうまでに、きちんとした身なりの親子と何組かすれ違い、ひょっとして今日は面接か何かあったのか想像してみる。途中の味噌らーめん屋さんも気になるも、あまり時間もないのでスルー。
そうこうしているうちに会場到着。
今回物販は、Tシャツやマグカップなどは前回買ったこともあり、珍しくアナログ盤を購入。ABWHの閃光(笑)イエスでなくて申し訳ない(笑)

イエス来日公演@昭和女子大学人見記念講堂

 

チケット
ライブはマシーンメサイアで幕開け。ジョン・デイヴィソンは安心して観られる。すっかりイエスの顔となったと言える。アコギやパーカッションもいいアクセントとなっており、アコギは特にいい。
ハウ師匠のMCは正直、ほとんど何を言っているか聞き取れなかった。まぁ、この人はもともとぼそぼそしゃべりなのもある。ビリーはMCやらないんだな、と今更ながら気づいた。
なんかもう、ビリーは(バンド内の政治をどうこうしようとすることなく)クリスになることに徹している風にもみえる。ベースだけでなく、コーラスワークもよく歌えていて素晴らしい。

バンドの中の新参者、ジェイ・シェレンはアランともまた違うけど、ロック・バンドに必要なダイナミズム、パワフルさは十二分で自分は特にシベリアン・カートゥルでまったく違和感ないプレイに、お!イエスに溶け込んだなと勝手にメンバー認定(笑)

いまだエイジアの活動も継続中のジェフは、イエスでも幅広いレパートリーを再現し、さすがだなとうなってしまう。

そしてハウ師匠。MCは先ほど書いたとおりだけど、ステージアクションがいつもながら心配になってしまう動き(笑)。だってよろけているんだか、アクションなのかがきわどいラインで、正直そんなに無理して動かなくてもと案じてしまう。しかし興が乗ってくるのか、その場でジャンプしたりもして仕草がほほえましい。

イエス来日公演@昭和女子大学人見記念講堂
イエス来日公演@昭和女子大学人見記念講堂
選曲は申し分なく素晴らしい。アメリカのインストパートの中途半端な抜粋されるよりは、シングルバージョンのように歌を持ってきた方がよかったのではと少し思ったり。

今回の一連のツアーでの目玉、「海洋地形学の物語」の短縮アレンジバージョンはなかなか良くできていて、エッセンスとしてはありだなと思った。ただ、あまりにも普段聴いてなじみがあるものだから、ここで切れるのかと若干戸惑ったりもしたのもファンならではの驚きかな。

それとおそらく今回のツアーでしか聴けないであろう、新作からのCut from the Starsが演奏されたのは貴重だと思う。懐メロバンドじゃないぞ、という現役バンドの矜持を感じる。

いつもなら休憩挟んだ二部構成に文句をつけている自分ですが、今回は来る前にビール飲んだせいなのかトイレ行きたくなっていたので休憩がありがたかった。開演前も行ったんだけどな... まったく自分本位な感想。

アンコールは、ラウンドアバウトとスターシップトゥルーパーズ。定番だけど、やっぱり楽しい。

イエス来日公演@昭和女子大学人見記念講堂
イエス来日公演@昭和女子大学人見記念講堂

約2時間のライブだけど終わっても19:30前。平日前のライブとしては非常に嬉しい時間帯。サラリーマンに優しいw
今回も大変楽しめた来日公演でした。自分はこの日限りの参加ですが、他の日に参加できる人が羨ましい。