ストーンズの新作ということで、ネットニュースで観てから自分の中でもありあがってました。
決定的だったのは先行してYoutubeで公開された新曲Angry。あれが最初聴いた時そのカッコ良さに打ちのめされ、これは買うしかないなと決めたのでした。
正直に白状すると、「ブルー&ロンサム」もリアルタイムですぐに買ったけど、「ザ・ビガー・バン」や「ブリッジス・トゥ・バビロン」は買ってない。多分、「ヴゥードゥー・ラウンジ」が「スティール・ホイール」ほど好きになれなかったというのもあったし、ビル・ワイマンも脱退したし、90sはプログレ発掘祭りやビートルズの赤盤・青盤~アンソロジーといった動きも活発で、ストーンズに熱を入れている暇がなかったというところ。
今回は直近でチャーリーの訃報や、ビル・ワイマンやポール・マッカートニーのゲスト参加などもあり、1つのターニングポイントでもあるなと感じ、発売日まで気持ちを高めてたのでした。
内容は方々で語られているので敢えて細かくここで書く必要もないけど、言いたいことはとにかくロックしててカッコイイ。80歳前後の老人達がこれだけパワーのあるものを作り出せることに脱帽。ロックに年は関係ないという意見もあるだろうけど、作り手は間違いなく大変なエネルギーを要すると思う。
ポール参加のパワフルなバイト・マイ・ヘッドも凄かったし、チャーリーの演奏音源を使ったポップな「Mess
It Up」やビルの復帰参加の「Live by the
Sword」もいい。本編最後のローリング・ストーン・ブルースも〆としては素晴らしい。ボーナス・トラックとしてコロナ禍でリリースされた「リヴィング・イン・ザ・ゴーストタウン」が収録されていて、自分としてはこれはこれで好き。
毎日聴いてます。
もう脱帽です。