2024年8月5日月曜日

PAGE ONE -13 PIECES OF ALFEE

PAGE ONE~13 PIECES OF ALFEE~(紙ジャケット仕様)

THE ALFEEを聴き始めた頃に中学の同級生にテープにダビングしてもらったアルバムの1枚。
当時はラジカル・ティーンエイジャーが入ってることから何度も繰り返し聴いた。
既発アルバムのリリース順も知らないので、ここで聴いて他でその原曲を知ったりして驚く。何故驚きかというと、本作では結構再録でアレンジされてるから。
メリーアンがヒットして急遽出された感のあるベスト・アルバム的な作品だけど、彼らなりに手を抜かずに昔の曲も新たなアレンジ、あるいは当時のステージに即したアレンジで通して聴いて違和感ない。
それこそ「雨」のように初期の浪漫派アルフィー時代の曲も原曲のフォーク調なテイストを残しながらもオシャレなアレンジ(井上鑑のなせる技か)で、ハイ・ファイ・セットが歌っても違和感ない(笑)
「恋人になりたい」もゆったりしたスローポップからアップテンポなロックナンバーに生まれ変わっている。
自分はやっぱりラジカル・ティーンエイジャーと祈りをよく聴いてた。
祈りも後にシングルB面のオリジナルのアコースティックもいいんだけど、シンセを多用した本作のアレンジも捨てがたい。こちら井上鑑が編曲したハイ・ファイ・セットの星/導/夜に雰囲気近いから彼の編曲かなと思いきやバンドが担当してますね。ちょっと前までアコースティック3人組とは思えない成長。
やったばかりの初武道館LIVEからの音源も収録しており、当時の入門編としては実にもってこいな1枚となっている。